今こそ読み返したい、大人が読むべき名著、わたしをつくった名著~『ギンガムチェックと塩漬けライム』刊行記念トークショー

  • 2025/05/26

2025/07/01 (火) 19:00 -20:30
今こそ読み返したい、大人が読むべき名著、わたしをつくった名著
~『ギンガムチェックと塩漬けライム』刊行記念トークショー

“タイパ”重視の現代。忙しさに追われる日々のなかで、往年の名著や長編小説に挑戦したくても、読書の時間をとるのがなかなか大変だという方も多いのではないでしょうか。それでも名著と呼ばれる作品には触れておきたい。名著の“勘どころ”を知りたい―

2025年4月、鴻巣友季子さんによる新刊『ギンガムチェックと塩漬けライム』が刊行されました。本書では、鴻巣さんがこれまでに出会い、影響を受け続けてきた外国小説の名著について新しい視点から解説しています。

『ワンダーランドに卒業はない』(世界思想社)で、子ども時代に夢中になり、大人になっても大切にしている児童文学の名作について綴った作家の中島京子さんとともに、お二人が愛する名著、今こそ読み返したい外国小説について語り合います。

お二人に共通するのは、本は一度読んで終わりではないということ。自分の好きな世界を何度も読み返したり、月日を経て“再会”することに、大きな効用があるといいます。

素敵な読み手になるヒント、そしてこれからの読書のあり方についての気づきが詰まったトークショーです。

<イベント概要>

【日時】2025/07/01 (火) 19:00 -20:30
【会場】PASSAGE SOLIDA
東京都千代田区神田神保町1-9-20 SHONENGAHO-2ビル 2F
※1Fよりお入りいただき、階段で2階にお上がりください

【参加費】
現地参加:1,650円(税込)
オンライン視聴:1,650円(税込)(アーカイブ視聴可)
※ALL REVIEWS 友の会(第5期:月額1,800円) 会員はオンライン配信、アーカイブ視聴ともに無料

現地参加チケット

¥1,650

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オンライン参加チケット

¥1,650

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【出演者プロフィール】

■鴻巣 友季子(こうのす・ゆきこ)
翻訳家、文芸批評家。1963年東京都生まれ。津田塾大学言語文化研究所客員研究員。日本文藝家協会常務理事。英米圏の同時代作家の紹介と並んで古典名作の新訳にも力を注ぐ。文芸評論、翻訳研究の分野でも活動。主な訳書にエミリー・ブロンテ『嵐が丘』、マーガレット・ミッチェル『風と共に去りぬ』、ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』(新潮文庫)、マーガレット・アトウッド『昏き眼の暗殺者』『誓願』『老いぼれを燃やせ』、クレア・キーガン『ほんのささやかなこと』(早川書房)、ミリアム・テイヴズ『ウーマン・トーキング ある教団の事件と彼女たちの選択』(角川文庫)、他多数。主な著書に『謎とき「風と共に去りぬ」』『文学は予言する』(新潮選書)、『ギンガムチェックと塩漬けライム』(NHK出版)などがある。

■中島 京子(なかじま・きょうこ)
1964年、東京都生まれ。東京女子大学文理学部史学科卒。出版社勤務、フリーライターを経て、2003年『FUTON』で小説家デビュー。2010年『小さいおうち』で直木賞、2014年『妻が椎茸だったころ』で泉鏡花文学賞、2015年『かたづの!』で河合隼雄物語賞、柴田錬三郎賞、歴史時代作家クラブ賞、同年『⻑いお別れ』で中央公論文芸賞、2016年日本医療小説大賞、2020年『夢見る帝国図書館』で紫式部文学賞、2022 年『やさしい猫』で吉川英治文学賞、同年『ムーンライト・イン』『やさしい猫』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。
子ども時代に夢中になった児童文学の名作について綴った『ワンダーランドに卒業はない』(世界思想社、2022年)がある。

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