辻原 登

辻原 登NOBORU TSUJIHARA

1945年和歌山県生まれ。1990年「村の名前」で芥川龍之介賞、1999年『翔べ麒麟』で読売文学賞、2000年『遊動亭円木』で谷崎潤一郎賞、2005年『枯葉の中の青い炎』で川端康成文学賞、2011年『闇の奥』で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。地の作品に『許されざる者』、『韃靼の馬』、『冬の旅』、『寂しい丘で狩りをする』など。もっと読む


辻原 登の著作一覧
  • 円朝芝居噺 夫婦幽霊  / 辻原登
    円朝芝居噺 夫婦幽霊
    • 著者:辻原登
    • 出版社:講談社
    • 装丁:Kindle版(256ページ)
    • 発売日:2010-03-12

    ALL REVIEWS経由で書籍を購入いただきますと、書評家に書籍購入価格の0.7~5.6%が還元されます。

  • 円朝芝居噺 夫婦幽霊 / 辻原 登
    円朝芝居噺 夫婦幽霊
    • 著者:辻原 登
    • 翻訳:
    • 出版社:講談社
    • 装丁:文庫(256ページ)
    • 発売日:2010-03-12
    • ISBN-10:4062766124
    • ISBN-13:978-4062766128

    ALL REVIEWS経由で書籍を購入いただきますと、書評家に書籍購入価格の0.7~5.6%が還元されます。

  • 抱擁 / 辻原登
    抱擁
    • 著者:辻原登
    • 出版社:新潮社
    • 装丁:Kindle版(96ページ)
    • 発売日:2009-12-21

    ALL REVIEWS経由で書籍を購入いただきますと、書評家に書籍購入価格の0.7~5.6%が還元されます。

  • 抱擁 / 辻原 登
    抱擁
    • 著者:辻原 登
    • 翻訳:
    • 出版社:新潮社
    • 装丁:単行本(136ページ)
    • 発売日:2009-12-18
    • ISBN-10:4104563048
    • ISBN-13:978-4104563043

    ALL REVIEWS経由で書籍を購入いただきますと、書評家に書籍購入価格の0.7~5.6%が還元されます。

  • 花はさくら木 / 辻原 登
    花はさくら木
    • 著者:辻原 登
    • 翻訳:
    • 出版社:朝日新聞出版
    • 装丁:文庫(462ページ)
    • 発売日:2009-09-04
    • ISBN-10:4022645032
    • ISBN-13:978-4022645036
    内容紹介:
    江戸時代中期、宝暦十一(1761)年。文化の爛熟期を迎えた京・大坂を舞台に、即位前の女性天皇・智子内親王(後桜町)や田沼意次が大活躍する。人・歴史・地理があやなす、恋と冒険あふれるとびきりの時代小説。大佛次郎賞受賞作がついに文庫化。

    ALL REVIEWS経由で書籍を購入いただきますと、書評家に書籍購入価格の0.7~5.6%が還元されます。

  • 許されざる者 上 / 辻原 登
    許されざる者 上
    • 著者:辻原 登
    • 翻訳:
    • 出版社:毎日新聞社
    • 装丁:単行本(432ページ)
    • 発売日:2009-06-19
    • ISBN-10:4620107352
    • ISBN-13:978-4620107356
    内容紹介:
    日露戦争前夜、紀州・熊野に帰ってきたひとりの男-ドクトル槇。新しい思想、動き出すまち、秘められた愛…。激動の明治末、自由を求める人びとの闘いがいま始まる。

    ALL REVIEWS経由で書籍を購入いただきますと、書評家に書籍購入価格の0.7~5.6%が還元されます。

  • 許されざる者 下 / 辻原 登
    許されざる者 下
    • 著者:辻原 登
    • 翻訳:
    • 出版社:毎日新聞社
    • 装丁:単行本(416ページ)
    • 発売日:2009-06-19
    • ISBN-10:4620107360
    • ISBN-13:978-4620107363
    内容紹介:
    日比谷騒擾事件に揺れる日本。森宮では「熊野革命五人団」が暴走する-。運命にあらがう"生"。人びとをのみ込む、新しい時代。辻原文学の集大成。豊饒な物語世界、ついに完結。

    ALL REVIEWS経由で書籍を購入いただきますと、書評家に書籍購入価格の0.7~5.6%が還元されます。

  • 許されざる者 上 / 辻原 登
    許されざる者 上
    • 著者:辻原 登
    • 翻訳:
    • 出版社:毎日新聞出版
    • 装丁:オンデマンド (ペーパーバック)(436ページ)
    • 発売日:2009-06-18
    • ISBN-10:4620012610
    • ISBN-13:978-4620012612

    ALL REVIEWS経由で書籍を購入いただきますと、書評家に書籍購入価格の0.7~5.6%が還元されます。

  • 許されざる者 下 / 辻原 登
    許されざる者 下
    • 著者:辻原 登
    • 翻訳:
    • 出版社:毎日新聞出版
    • 装丁:オンデマンド (ペーパーバック)(420ページ)
    • 発売日:2009-06-18
    • ISBN-10:4620012629
    • ISBN-13:978-4620012629

    ALL REVIEWS経由で書籍を購入いただきますと、書評家に書籍購入価格の0.7~5.6%が還元されます。

  • マノンの肉体  / 辻原登
    マノンの肉体
    • 著者:辻原登
    • 出版社:講談社
    • 装丁:Kindle版(222ページ)
    • 発売日:2008-05-15

    ALL REVIEWS経由で書籍を購入いただきますと、書評家に書籍購入価格の0.7~5.6%が還元されます。

  • マノンの肉体 / 辻原 登
    マノンの肉体
    • 著者:辻原 登
    • 翻訳:
    • 出版社:講談社
    • 装丁:文庫(222ページ)
    • 発売日:2008-05-15
    • ISBN-10:4062760487
    • ISBN-13:978-4062760485
    内容紹介:
    『マノン・レスコー』には肉体の描写がない―発熱が続くゆえか、入院中に娘に朗読してもらった名作に思いもかけない特徴を探り当てた神経は、故郷和歌山で起きた奇妙な無理心中事件の新聞記事や調書の行間に何を見いだすのか。表題作をはじめ、官能の迷宮としての小説の可能性を切り開いた意欲的作品集。

    ALL REVIEWS経由で書籍を購入いただきますと、書評家に書籍購入価格の0.7~5.6%が還元されます。

  • 枯葉の中の青い炎 / 辻原登
    枯葉の中の青い炎
    • 著者:辻原登
    • 出版社:新潮社
    • 装丁:Kindle版(173ページ)
    • 発売日:2007-06-01

    ALL REVIEWS経由で書籍を購入いただきますと、書評家に書籍購入価格の0.7~5.6%が還元されます。

  • だれのものでもない悲しみ / 辻原 登
    だれのものでもない悲しみ
    • 著者:辻原 登
    • 翻訳:
    • 出版社:中央公論新社
    • 装丁:文庫(269ページ)
    • 発売日:2007-05-01
    • ISBN-10:4122048591
    • ISBN-13:978-4122048591

    ALL REVIEWS経由で書籍を購入いただきますと、書評家に書籍購入価格の0.7~5.6%が還元されます。

  • 円朝芝居噺 夫婦幽霊 / 辻原 登,菊地 信義
    円朝芝居噺 夫婦幽霊
    • 著者:辻原 登,菊地 信義
    • 翻訳:
    • 出版社:講談社
    • 装丁:単行本(240ページ)
    • 発売日:2007-03-21
    • ISBN-10:4062138050
    • ISBN-13:978-4062138055
    内容紹介:
    円朝が「残した」速記録を解読し、幻の傑作落語『夫婦幽霊』を現代に甦らせる。さらには、そこから浮かび上がる芥川龍之介の影…。辻原登が描く古今無双の知的エンターテイメント文学ミステリー。

    ALL REVIEWS経由で書籍を購入いただきますと、書評家に書籍購入価格の0.7~5.6%が還元されます。

  • ジャスミン  / 辻原 登
    ジャスミン
    • 著者:辻原 登
    • 翻訳:
    • 出版社:文藝春秋
    • 装丁:文庫(558ページ)
    • 発売日:2007-01-10
    • ISBN-10:4167316102
    • ISBN-13:978-4167316105
    内容紹介:
    父の失踪の謎を求めて降り立った上海で、運命の女と出会う。女は中国政府に追われる身。「女と良心の呵責を両腕に抱いて生きる」とうそぶいた父をなぞるかのように、危険な恋の扉が開かれる。逃避行の挙句の別れと再会。大胆にして甘美、華麗なロマンスは国を越え、政治に逆らって、もっとも美しいラストへと突き進む。

    ALL REVIEWS経由で書籍を購入いただきますと、書評家に書籍購入価格の0.7~5.6%が還元されます。

  • 夢からの手紙 / 辻原 登
    夢からの手紙
    • 著者:辻原 登
    • 翻訳:
    • 出版社:新潮社
    • 装丁:単行本(203ページ)
    • 発売日:2006-11-29
    • ISBN-10:410456303X
    • ISBN-13:978-4104563036

    ALL REVIEWS経由で書籍を購入いただきますと、書評家に書籍購入価格の0.7~5.6%が還元されます。

  • 遊動亭円木 / 辻原 登
    遊動亭円木
    • 著者:辻原 登
    • 翻訳:
    • 出版社:文藝春秋
    • 装丁:文庫(317ページ)
    • 発売日:2004-03-12
    • ISBN-10:4167316072
    • ISBN-13:978-4167316075
    内容紹介:
    遊動亭円木は落語家だった。真打ち昇進直前に、不養生がたたって盲人となり、以来、妹夫婦が経営するマンションで世話になっている。円木と周りにいるさまざまな人々との日常の時間が、この連… もっと読む
    遊動亭円木は落語家だった。真打ち昇進直前に、不養生がたたって盲人となり、以来、妹夫婦が経営するマンションで世話になっている。円木と周りにいるさまざまな人々との日常の時間が、この連作短編にゆっくりと流れている。さしずめ、落語でいうところの長屋ばなしか。
    読みすすめながら、地面から数センチほど浮き上がったような感覚にとらわれていることに気づく。思えば前作『翔べ麒麟』もそうだった。非現実感というか、ファンタジーというか、この著者の筆致には、日常を描きながらも、どこか日常から離れていってしまうところがある。

    その心地よさに身を委ねていると、こんな円木の独白に出あったりする。パトロンである明楽のだんなから、大相撲の桝席のチケットをもらったくだり、「妹の声にかすかに、その目で相撲がみえるの、という色合いがこもった。あざけりの色か。悪意があったんじゃない。だれにだってそれくらいの底意はある。底意がなければ人間じゃない」。危うく現実離れしそうな物語の尻尾をつかんでいるのは、こうした残酷さだ。そんな残酷さを円木はユーモアでもって受け流す。残酷さとユーモア。あるいは怖さとおかしさ。そのどちらにも物語の色は染まらず、残酷の裏にユーモアが、ユーモアの裏に残酷さが縫いこまれて、彼らの時間がふわふわと過ぎていく。第36回谷崎潤一郎賞受賞。(文月 達)

    ALL REVIEWS経由で書籍を購入いただきますと、書評家に書籍購入価格の0.7~5.6%が還元されます。

  • ジャスミン / 辻原 登
    ジャスミン
    • 著者:辻原 登
    • 翻訳:
    • 出版社:文藝春秋
    • 装丁:単行本(400ページ)
    • 発売日:2004-01-30
    • ISBN-10:4163225501
    • ISBN-13:978-4163225500

    ALL REVIEWS経由で書籍を購入いただきますと、書評家に書籍購入価格の0.7~5.6%が還元されます。

  • 遊動亭円木 / 辻原 登
    遊動亭円木
    • 著者:辻原 登
    • 翻訳:
    • 出版社:文藝春秋
    • 装丁:単行本(292ページ)
    • 発売日:1999-10-01
    • ISBN-10:4163187308
    • ISBN-13:978-4163187303
    内容紹介:
    遊動亭円木は落語家だった。真打ち昇進直前に、不養生がたたって盲人となり、以来、妹夫婦が経営するマンションで世話になっている。円木と周りにいるさまざまな人々との日常の時間が、この連… もっと読む
    遊動亭円木は落語家だった。真打ち昇進直前に、不養生がたたって盲人となり、以来、妹夫婦が経営するマンションで世話になっている。円木と周りにいるさまざまな人々との日常の時間が、この連作短編にゆっくりと流れている。さしずめ、落語でいうところの長屋ばなしか。
    読みすすめながら、地面から数センチほど浮き上がったような感覚にとらわれていることに気づく。思えば前作『翔べ麒麟』もそうだった。非現実感というか、ファンタジーというか、この著者の筆致には、日常を描きながらも、どこか日常から離れていってしまうところがある。

    その心地よさに身を委ねていると、こんな円木の独白に出あったりする。パトロンである明楽のだんなから、大相撲の桝席のチケットをもらったくだり、「妹の声にかすかに、その目で相撲がみえるの、という色合いがこもった。あざけりの色か。悪意があったんじゃない。だれにだってそれくらいの底意はある。底意がなければ人間じゃない」。危うく現実離れしそうな物語の尻尾をつかんでいるのは、こうした残酷さだ。そんな残酷さを円木はユーモアでもって受け流す。残酷さとユーモア。あるいは怖さとおかしさ。そのどちらにも物語の色は染まらず、残酷の裏にユーモアが、ユーモアの裏に残酷さが縫いこまれて、彼らの時間がふわふわと過ぎていく。第36回谷崎潤一郎賞受賞。(文月 達)

    ALL REVIEWS経由で書籍を購入いただきますと、書評家に書籍購入価格の0.7~5.6%が還元されます。

  • 村の名前  / 辻原 登
    村の名前
    • 著者:辻原 登
    • 出版社:文藝春秋
    • 装丁:Kindle版(238ページ)
    • 発売日:1993-08-10

    ALL REVIEWS経由で書籍を購入いただきますと、書評家に書籍購入価格の0.7~5.6%が還元されます。

ページトップへ