- 著者:尾崎 秀樹
- 出版社:普通社
- 装丁:新書(222ページ)
- 発売日:1963-01-01
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プロローグ / p3
ある魂の形成-尾崎秀実 / p9
『夜明け前』の風土
植民地台湾の日々
『共産党宣言』にドグマを見た時代
大阪朝日の支那部に勤務
兄嫁英子との恋愛と結婚
上海へ
戦争と革命の世代-リヒァルト・ゾルゲ / p35
祖父の血筋
第一次大戦の塹壕のなかで
キール軍港の水兵蜂起
フランクフルト大学講師
コミンテルン要員としてモスクワへ
ゾルゲ(ゾンター)の著書
情報活動の場として中国を選ぶ
上海にて / p69
中国革命のルツボ
魯迅が認めた「ドイツ語のできる新聞記者」
赤い色の散歩服を着たスメドレー
尾崎とゾルゲの邂逅
日本帰国
事件の群像 / p97
舞台は東京へ
スメドレー来日
ドイツ大使を信頼させたゾルゲ
近衛内閣の有能なブレーン
独ソ開戦の有力情報
「日本の対ソ攻撃なし」
身辺にせまる危険
検挙
獄中獄外 / p129
「今度こそやられた!」
なんと明快で楽天的
「モスクワ当局」
尾崎の転向と『白雲録』
ゾルゲを対ソ工作に利用
ユートピアの挫折 / p153
大いなる時代なるかな
尾崎の世界情勢分析
「東亜永遠の新秩序」
ユートピアの実態
天皇制打倒は不適当
近衛文麿の上奏文
生きている亡霊 / p177
『愛情はふる星のごとく』
ウイロビー報告の波紋
伊藤律はユダか
争う共産党地下指導部
現代史の黒い影
私のゾルゲ事件-エピローグ / p197
付 ゾルゲ事件略年表 / p206
ゾルゲ事件の主要関係者一覧
ゾルゲ事件を知るための著書10選
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