教養主義の没落―変わりゆくエリート学生文化
- 著者:竹内 洋
- 出版社:中央公論新社
- 装丁:新書(278ページ)
- 発売日:2003-07-01
- ISBN-10:4121017048
- ISBN-13:978-4121017048
- 内容紹介:
- 一九七〇年前後まで、教養主義はキャンパスの規範文化であった。それは、そのまま社会人になったあとまで、常識としてゆきわたっていた。人格形成や社会改良のための読書による教養主義は、な… もっと読む一九七〇年前後まで、教養主義はキャンパスの規範文化であった。それは、そのまま社会人になったあとまで、常識としてゆきわたっていた。人格形成や社会改良のための読書による教養主義は、なぜ学生たちを魅了したのだろうか。本書は、大正時代の旧制高校を発祥地として、その後の半世紀間、日本の大学に君臨した教養主義と教養主義者の輝ける実態と、その後の没落過程に光を当てる試みである。
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