〈動物をえがく〉人類学──人はなぜ動物にひかれるのか / 山口 未花子,石倉 敏明,盛口 満
〈動物をえがく〉人類学──人はなぜ動物にひかれるのか
  • 著者:山口 未花子,石倉 敏明,盛口 満
  • 出版社:岩波書店
  • 装丁:単行本(ソフトカバー)(320ページ)
  • 発売日:2024-12-26
  • ISBN-10:4000616781
  • ISBN-13:978-4000616782
内容紹介:
人はなぜ動物をえがくのか。動物にひかれる人間とは何者か――。古今東西の絵や詩、演劇や音楽、舞踏等の表現を素材に、人類学をはじめとする多分野から集った研究者15名が考察し、11名の多彩な… もっと読む
人はなぜ動物をえがくのか。動物にひかれる人間とは何者か――。古今東西の絵や詩、演劇や音楽、舞踏等の表現を素材に、人類学をはじめとする多分野から集った研究者15名が考察し、11名の多彩なアーティストが語る。人と動物の間に生まれたイメージの軌跡を辿り直し、両者の関係の新たな可能性を探る画期的論集。カラー図版多数。

目次
1 動物を観察してえがく(イメージの中の動物たち―大学生の絵から考える;暮らしの中の毛皮―西シベリア・ハンティの女性の生き方)
2 動物を想ってえがく(取り残された動物になる―核災害後の表現実践から;狩られる動物を想う―子どもの絵からグイ・ブッシュマンの語りまで;動物詩序説―生命に直面する詩の問い)
3 動物イメージの変容をえがく(「共異体」としてのキメラ―人間と動物のあいだに;「驚異の部屋」の怪物たち―不思議な生きものが生まれる現場;ヒトはなぜ動物を描くのか―人類進化とアートの起源;「彫られた」動物とともに生きる―ライオンの彫刻が守り、癒し、導く存在になるとき)
4 動物とつながるためにえがく(動物にうたう歌―カナダ・ユーコン先住民と動物が織りなす音の共同体;動きを描くことの意味―動物表象とアニマシー;動物、人、風景をつなぐ歌―ギンゴーが響く草原)

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