論争 大坂の陣 / 笠谷 和比古
論争 大坂の陣
  • 著者:笠谷 和比古
  • 出版社:新潮社
  • 装丁:単行本(ソフトカバー)(240ページ)
  • 発売日:2025-10-22
  • ISBN-10:4106039370
  • ISBN-13:978-4106039379
内容紹介:
「関ヶ原」ではなく「大坂の陣」で家康はようやく天下を取った!「西軍敗戦で豊臣家は一大名に転落」「征夷大将軍は唯一の天下人」「家康は豊臣滅亡を虎視眈々と狙っていた」「方広寺鐘銘問題… もっと読む
「関ヶ原」ではなく「大坂の陣」で家康はようやく天下を取った!「西軍敗戦で豊臣家は一大名に転落」「征夷大将軍は唯一の天下人」「家康は豊臣滅亡を虎視眈々と狙っていた」「方広寺鐘銘問題は言いがかり」「大坂方は騙されて内堀まで埋めさせられた」。諸説せめぎあう中、「二重公儀体制」論を掲げる近世史の第一人者が関ヶ原合戦から「戦国最後にして最大の激戦」に至るまでの真相を明らかにする。

目次
第一章 関ヶ原合戦後の政治世界
第二章 徳川家康の将軍任官
第三章 関ヶ原合戦後における豊臣家と大坂の栄華
第四章 徳川秀忠の将軍就任
第五章 慶長一一年、江戸城築造と豊臣家
第六章 慶長年間の二重公儀体制
第七章 宥和から敵対へ、開戦危機
第八章 二条城会見と三ヶ条誓詞
第九章 大坂冬の陣
第一〇章 大坂夏の陣

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