『街場の文体論』(文藝春秋)
鷲田 清一
内田樹さんが最後の講義で「どうしても伝えたかったこと」がつまった一冊は、「言語と文学」について熱く語りつくした集大成。急激に変化する世の中で、開発しなければならない知的な力とは「生き延びるためのリテラシー」である―文体と言語について、どうしても伝えたかったことを教師生活最後の講義「クリエイティブ・ライティング」のなかで語り尽くす。文章を書く上で必要な「読み手に対する敬意と愛」が実践的にわかる一冊。文学理論や、言語学について、ほとんどなにも知らない学生にも伝わるように、非常にわかりやすくクリアに語られている。 村上春樹、三島由紀夫、橋本治という三人の「説明する力」の高い作家に共通することはなにか、というところから、本講義ははじまります。
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