境界線の世界史:歴史を変えた47の国境の物語
- 著者:ジョン・エレッジ
- 出版社:原書房
- 装丁:単行本(426ページ)
- 発売日:2025-07-28
- ISBN-10:456207552X
- ISBN-13:978-4562075522
- 内容紹介:
- 地図に引かれた たった一筋の線がなぜこれほど強固な現実を生むのか歴史を動かしてきたのは、「境界線」である。帝国、条約、戦争――すべては国境から始まった。欧州の「誕生」から中国と… もっと読む地図に引かれた たった一筋の線がなぜこれほど強固な現実を生むのか
歴史を動かしてきたのは、「境界線」である。
帝国、条約、戦争――すべては国境から始まった。
欧州の「誕生」から中国と朝鮮半島、ロシア・ウクライナ、そして宇宙の果てまで――人類はなぜ「線」を引き、それに従い、争い、国を築いてきたのか。
47の国境が映し出す、歴史と地政学の深層に迫る。
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我々はみな、世界地図、あるいは、自分の住む地域の地図は見慣れている。自分の暮らしている地区がどこで終わり、その先に別の地区が続いていることをじゅうぶん理解している。そのため、区切りとなる線が山、川、海岸のような自然の地形に沿っているのだろうと想像しがちだ。しかし、実際はそうではない。
いかなる国境も、必然から生まれたわけでもなければ、永遠に続くわけでもない。国境は作為的かつ偶発的に生まれ、多くの場合、戦争や条約、あるいは、疲れ果てたひと握りのヨーロッパ人の決断が別の方向を指していたら、まったく違ったものになっていたかもしれない。
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国境はなぜ生まれ、いかにして世界をかたちづくってきたのか。戦争、条約、思惑が交錯する線の歴史を辿りながら、現代世界の成り立ちを鋭く照らし出す、ユニークな歴史読み物。地図の裏に隠された人類の営みが、いま鮮やかに浮かび上がる。
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