外交官が変えた世界史 上 / ユベール・ヴェドリーヌ
外交官が変えた世界史 上
  • 著者:ユベール・ヴェドリーヌ
  • 出版社:原書房
  • 装丁:単行本(264ページ)
  • 発売日:2025-10-28
  • ISBN-10:4562075759
  • ISBN-13:978-4562075751
内容紹介:
マザラン、メッテルニヒ、ディズレーリ…周恩来、キッシンジャー、モロトフ…時に静かに、時に蛮勇に歴史を紡いできた立役者たちの物語。国際政治で生じる問題について、強烈な個性と強靭な手… もっと読む
マザラン、メッテルニヒ、ディズレーリ…
周恩来、キッシンジャー、モロトフ…

時に静かに、時に蛮勇に歴史を紡いできた立役者たちの物語。国際政治で生じる問題について、強烈な個性と強靭な手腕で数々の難題を乗り越えたエピソードを提示。彼らの存在こそが多国間の歴史を形作ってきたことがわかる好著。


目次●上

まえがき ユベール・ヴェドリーヌ

1 マザラン(一六〇二〜一六六一)典型的な外交官
2 カウニッツ(一七一一〜一七九四)ハプスブルクに仕えた半世紀
3 ウィリアム・ピット(一七五九〜一八〇六)民衆の外交
4 ショワズール(一七一九〜一七八五)権力の傲慢
5 ヴェルジェンヌ(一七一九〜一七八七)普遍主義の精神に仕えたリアルポリティック
6 タレーラン(一七五四〜一八三八)足の不自由な大公の全身像
7 メッテルニヒ(一七七三〜一八五九)「神をも欺く」外交官
8 ビスマルク(一八一五〜一八九八)現実的外交
9 ディズレーリ(一八〇四〜一八八一)想像力の力
10 ルイ・バルトゥー(一八六二〜一九三四)最後のチャンス

執筆者一覧


目次●下

11 アリスティード・ブリアン(一八六二〜一九三二)揺るぎなさと妥協
12 グスタフ・シュトレーゼマン(一八七八〜一九二九)平和に仕えたドイツの保守
13 モロトフ(一八九〇〜一九八六)スターリンの背後の男
14 周恩来(一八九八〜一九七六)欠くことのできない奉仕者
15 キッシンジャー(一九二三-…)アメリカ外交の頂点の現実的な例外
16 ズビグネフ・ブレジンスキ(一九二八〜二〇一七)アメリカのある思想
17 エドゥアルド・シュワルナゼ(一九二八〜二〇一四)「カフカスの狐」の三つの人生
18 コフィ・アナン(一九三八〜二〇一八)「世界の外交官」
19 ブトロス・ブトロス=ガーリ(一九二二〜二〇一六)オリエントの紳士
20 セルゲイ・ラヴロフ(一九五〇〜)ロシアのタレーラン

あとがき ――昨日、今日、そして明日

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