一日の光あるいは小石の影 / 森内 俊雄
一日の光あるいは小石の影
  • 著者:森内 俊雄
  • 出版社:アーツ・アンド・クラフツ
  • 装丁:単行本(483ページ)
  • 発売日:2019-12-12
  • ISBN-10:4908028451
  • ISBN-13:978-4908028458
内容紹介:
小説世界を支える日常生活と読書。三十余年にわたるエッセイ集成八十歳を過ぎた老年の日常から、戦争末期の少年の記憶を辿る。あるいは結婚、こどもの誕生、また編集者時代の仕事(『定本坂口… もっと読む
小説世界を支える日常生活と読書。三十余年にわたるエッセイ集成
八十歳を過ぎた老年の日常から、戦争末期の少年の記憶を辿る。あるいは結婚、こどもの誕生、また編集者時代の仕事(『定本坂口安吾全集』『椎名麟三全集』『岡本かの子全集』等)、数々の文学賞受賞の思い出。カソリック教徒として聖書はもちろん、『正法眼蔵』『徒然草』蕪村からシャルダン、ベイユ、エリオット、ロレンスなどの海外哲学・文学、さらには虚子、蛇笏の俳句、漱石・鴎外、内田百閒、吉田健一等の小説、レイ・ブラッドベリなどのSF、果ては電子書籍まで、読書をめぐるエッセイ。これらが、幽玄、夢魔的と称される〈森内文学〉の小説世界と同等に表現され、老境の軽妙さも加わった30年ぶりのエッセイ集となっている。

目次
Ⅰ 百の記憶 五十の思い出
Ⅱ エマオへの道で
Ⅲ 一日の光 あるいは小石の影
Ⅳ 時の岸辺で
(附)年譜

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