【著者プロフィール】 建築家。国士舘⼤学名誉教授。清華⼤学客員教授(北京)。京都美術⼯芸⼤学客員教授。⼀級建築⼠事務所(株)ティーライフ環境ラボ取締役会⻑。アメリカ建築家協会フェロー(FAIA)。⽇本建築家協会フェロー(FJIA)。国際建築家連合(UIA)評議員。1951年東京⽣まれの⽇系三世。三菱財閥本家で創設者岩崎彌太郎の⽞孫。カリフォルニア⼤学バークレー校 卒業。ハーバード⼤学Graduate School of Design修了。その後、サンフランシスコ、ロサンゼルスの設計事務所で修⾏した後、1982年にロスアンゼルスにて、George Kunihiro Architectを設⽴。1987年にニューヨークに拠点を移し、⽇本とアメリカに数々のプロジェクトを⼿がける。1997年東京に拠点を移し、1998年より国⼠舘⼤学で教鞭をとり、2003年より同⼤学教授。1998年-2000年には東京大学工学研究科の博士課程に在籍。その後、2019年まで同大学生産技術研究所研究員。2011年からは中国の清華⼤学客員教授も務める。また、2020年より京都美術⼯芸⼤学客員教授。これまで世界70カ国あまりを訪問し、各地で建築⽂化に関する講演を⾏なうとともに、国内外で国際コンペ審査員を務める。2011-2012年にはアジア建築家評議会(ARCASIA)会⻑を務め、アジアにおける住環境、都市空間の設計に寄与する建築界のリーダーシップを執る。2023年には、建築界の最上部組織である国際建築家連合(UIA)においてアジア地区を代表する評議員に選出される。任期は2026年まで。専⾨は建築意匠論、アジアにおける近代⽂化遺産および現代建築の研究。近年の研究は「過疎化とコミュニティ再⽣」、「廃棄物の有機資源化」など。2014年より「⾐⾷住⽂化」を包括的にプロデュースするティーライフ環境ラボを共同主宰。本書は著者初めての一般書。