1972年、東京生まれ。東京大学人文社会系研究科准教授。チェコを中心とする中東欧の文学・美術、シュルレアリスム、比較文学に関心を寄せている。著書に『複数形のプラハ』(人文書院)、『カレル・タイゲ ポエジーの探求者』(水声社)など、訳書にアイヴァス『もうひとつの街』(河出書房新社)、フラバル『剃髪式』(松…もっと読む
阿部 賢一の書評/解説/選評一覧
- 『性の夜想曲 チェコ・シュルレアリスムの〈エロス〉と〈夢〉』(風濤社)阿部 賢一
エロスの可能性を言語そして図像を通して探求する――日本で独自に編集されたチェコのシュルレアリストたちの散文作品集チェコ・シュルレアリスムには…
書評 - 『カフカと“民族”音楽』(水声社)阿部 賢一
カフカは「非音楽的」だったのか?「非音楽的」とされた力フ力が残した最後の短篇は、我々が日常的に接している「音楽」の様相を考え直す契機作家…
書評 - 『港、モンテビデオ』(河出書房新社)阿部 賢一
港と灯台、死者と生者をつなぐ「トツーツート……」本書を読み終えた私は指先で机を叩いていた。どこかの港のスナックで、船乗りの老人がコツコツ変拍…
書評
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