後鳥羽上皇 新古今集はなにを語るか  / 五味 文彦
後鳥羽上皇 新古今集はなにを語るか
  • 著者:五味 文彦
  • 出版社:KADOKAWA/角川学芸出版
  • 装丁:単行本(366ページ)
  • 発売日:2012-05-24
  • ISBN-10:4047035068
  • ISBN-13:978-4047035065
内容紹介:
神器なき帝、後鳥羽上皇はなぜ若くして短期間に『新古今集』を編むことができたのか。そこには王権を高揚させる強力な文化統治の手段として和歌・勅撰集を位置づけ、幕府を凌駕し、「武」を圧… もっと読む
神器なき帝、後鳥羽上皇はなぜ若くして短期間に『新古今集』を編むことができたのか。そこには王権を高揚させる強力な文化統治の手段として和歌・勅撰集を位置づけ、幕府を凌駕し、「武」を圧倒しようとした上皇の強い意志があった。この『新古今集』成立にいたる道筋を、歌会・歌合の記録や撰集の過程から詳細に跡づけ、朝幕関係を含んだ複雑な史実とともに丹念に描き出し、武家政権下の王と「和歌の力」を浮き彫りにする。

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