![五味 文彦](/api/image/square/360/images/upload/2017/11/718542fecd6dba643815218cfbc742a8.jpg)
1946年生まれ。東京大学文学部教授を経て、現在は東大名誉教授。放送大学名誉教授。『中世のことばと絵』でサントリー学芸賞を、『書物の中世史』で角川源義賞を、共編著『現代語訳吾妻鏡』(吉川弘文館)で毎日出版文化賞を受賞し、近年の著書に『文学で読む日本の歴史』(山川出版社)、『日本の歴史を旅する』(岩波新書)などがある。
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五味 文彦の書評/解説/選評
- 『金沢貞顕』(吉川弘文館)五味 文彦
時代を切り開くか時代に殉じるか白河が時代を開いた政治家といえば、永井の扱った金沢貞顕(さだあき)は時代に殉じた政治家であったといえよう。鎌…
書評 - 『ドナルド・キーン著作集第十二巻 明治天皇〔上〕』(新潮社)五味 文彦
人格と事績を生き生きと描いた伝記明治天皇は明治国家の成長とともにあり、明治国家と不即不離の関係にあった。このため明治天皇を描くことは明治国…
書評 - 『講座日本美術史 物から言葉へ』(東京大学出版会)五味 文彦
専門家の着眼点と研究方法を探る美術館に行って美術作品を見ていても、実は作品そのものについて知らないことが多い。ところが専門家が側にいて説明…
書評 - 『苧麻・絹・木綿の社会史』(吉川弘文館)五味 文彦
衣料の変化が切り開く新たな歴史学昨年、二十世紀の歴史学を総括し、『20世紀日本の歴史学』(吉川弘文館)を著して、これからの歴史学の方向性を模…
書評 - 『近代日本の転機 明治・大正編』(吉川弘文館)五味 文彦
黒船来航からサリン事件まで人生に転機があるように、国家の歴史にも転機がある。近代日本の歴史を探ってゆくと、様々な局面で転機が訪れていた。そ…
書評 - 『中国の歴史7 中国思想と宗教の奔流 宋朝』(講談社)五味 文彦
「文弱」の先入観覆した歴史家の内省中国の宋王朝は、秦・漢帝国や唐王朝と比較してあまり馴染みがないかもしれない。華麗な古代文明を開いた王朝と…
書評
五味 文彦の読書日記/コラム/対談・鼎談