〈死〉の臨床学: 超高齢社会における「生」と「死」 / 村上 陽一郎
〈死〉の臨床学: 超高齢社会における「生」と「死」
  • 著者:村上 陽一郎
  • 出版社:新曜社
  • 装丁:単行本(228ページ)
  • 発売日:2018-03-12
  • ISBN-10:478851561X
  • ISBN-13:978-4788515611
内容紹介:
「なかなか死ねない時代」をどう生きるか 哲学の第一人者ですが、医療に対する関心も深く、鋭いです。本書は自らと家族の病気・医療体験を振り返りながら、日本の医療の歴史と現在を考察し、… もっと読む
「なかなか死ねない時代」をどう生きるか
 哲学の第一人者ですが、医療に対する関心も深く、鋭いです。本書は自らと家族の病気・医療体験を振り返りながら、日本の医療の歴史と現在を考察し、その問題点を指摘したものです。なかでも「死」の問題に視点をすえて、安楽死(尊厳死)、緩和医療、終末期鎮静、臓器移植などの問題について、家族や医者はどう関わるべきか、自殺・殺人との関係、最近のやまゆり園の大量殺害事件などを取り上げて具体的に論じます。さらに超高齢化社会をむかえて、日本の貴重な制度である「国民皆保険制度」をどうしたら護れるかにも提言します。「なかなか死ねない」時代、いまもっとも考えるべき課題に真正面から向かい合った書といえるでしょう。

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