ソーシャル・キャピタル新論: 日本社会の「理不尽」を分析する
- 著者:稲葉 陽二
- 出版社:東京大学出版会
- 装丁:単行本(288ページ)
- 発売日:2024-09-30
- ISBN-10:4130502107
- ISBN-13:978-4130502108
- 内容紹介:
- 企業不祥事や政治の腐敗、自己責任論が蔓延し経済も停滞する日本社会。なぜこのような状況になってしまったのか? ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)論の第一人者が、その有用性だけでな… もっと読む企業不祥事や政治の腐敗、自己責任論が蔓延し経済も停滞する日本社会。なぜこのような状況になってしまったのか? ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)論の第一人者が、その有用性だけでなく負の側面までも含めて縦横に論じる。ソーシャル・キャピタル研究の決定版。
序章 日本経済・社会を覆う違和感――社会の理不尽を個人が負担する理不尽
第1章 社会関係資本の現状――現場の理不尽は社会関係資本を知らないとみすごされやすい
第2章 社会関係資本とはなにか
第3章 社会関係資本の定義についての考察――3人の碩学からなにを学ぶのか
第4章 社会関係資本のダークサイド
第5章 測り方と分析の仕方の進歩――計算社会科学の出現
第6章 過去の実証研究から明らかになったこと――データの整備と理解の深化
第7章 日本経済・社会を社会関係資本の視点で再考する
終章 結局なにが言いたかったのか
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