サルとジェンダー――動物から考える人間の〈性差〉 / フランス・ドゥ・ヴァール
サルとジェンダー――動物から考える人間の〈性差〉
  • 著者:フランス・ドゥ・ヴァール
  • 翻訳:柴田 裕之
  • 出版社:紀伊國屋書店
  • 装丁:単行本(512ページ)
  • 発売日:2025-03-03
  • ISBN-10:4314012137
  • ISBN-13:978-4314012133
内容紹介:
人形で遊ぶメスのチンパンジー、孤児を養子にするオスのボノボ……彼らの行動は、どれほど人間と通じているのだろうか。オスとメスの違いは、生まれつきのものなのか。はたして「ジェンダー… もっと読む
人形で遊ぶメスのチンパンジー、孤児を養子にするオスのボノボ……

彼らの行動は、どれほど人間と通じているのだろうか。
オスとメスの違いは、生まれつきのものなのか。
はたして「ジェンダーがあるのは人間だけ」なのか――?

目次

第1章 おもちゃが私たちについて語ること:男の子と女の子と他の霊長類の遊び方
第2章 ジェンダー:アイデンティティと自己社会化
第3章 六人の男の子:オランダで姉妹を持たずに育つ
第4章 間違ったメタファー:霊長類の家父長制社会を誇張する
第5章 ボノボの女の連帯:忘れられた類人猿の再考
第6章 性的なシグナル:生殖器から顔、美しさまで
第7章 求愛ゲーム:慎み深い女という神話
第8章 暴力:レイプと謀殺と戦争の犬ども
第9章 アルファオスとアルファメス:優位性と権力との違い
第10章 平和の維持:同性どうしの競争と友情と協力
第11章 養育:母親による子育てと父親による子育て
第12章 同性間のセックス:虹色の旗(レインボーフラッグ)を掲げる動物たち
第13章 二元論の問題点:心と脳と体は一つ

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