『雲を離れた月』(書肆侃侃房)
AR事務局
迷いと惑い
影をとられないようにご注意ください
――西崎憲
【「たべるのがおそい」掲載作を含む、学生時代を発端とする憐憫と悔恨の物語】
中学時代のちょっとした遊びの呪いか「20歳までに3人死ぬ」という言葉にとらわれ、消息不明となっていた酒見君を探し出した源の前に現れたのは…「雲を離れた月」。大学時代の友人、榊君と久しぶりに再会した光安は、思い出話をするうちに彼のお面に手をかけたあの夜のことを振り返る「ある夜の重力」。50万円と引き換えに誕生日を手放してしまった渕上がたどり着いた先には…「7月2日、夜の島で」。「たべるのがおそい」掲載の「エスケイプ」の4編を収録。
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