ジョルジュ・サンドセレクション 別巻 サンド・ハンドブック / 持田 明子,大野 一道
ジョルジュ・サンドセレクション 別巻 サンド・ハンドブック
  • 著者:持田 明子,大野 一道
  • 出版社:藤原書店
  • 装丁:単行本(384ページ)
  • 発売日:2023-12-27
  • ISBN-10:4865784098
  • ISBN-13:978-4865784091
内容紹介:
19世紀「知の世界(サロン)」の核、サンドの全体像!新しいジョルジュ・サンド観!いよいよ完結!◎J-J・ルソーと友人だった祖父をもつサンドは、幼い頃からルソーを愛読。自然への愛、平… もっと読む
19世紀「知の世界(サロン)」の核、サンドの全体像!
新しいジョルジュ・サンド観!
いよいよ完結!

◎J-J・ルソーと友人だった祖父をもつサンドは、幼い頃からルソーを愛読。自然への愛、平等と博愛という“理想”をもつことを受け継いだ。
◎プルーストの文学の始まりは、サンド『捨て子のフランソワ』だった。
◎ドストエフスキーはサンドの熱烈な読者だった。
「あれだけ清らかな、無垢のゆえに力強い理想を、抱懐するものはない」。

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【目次】
〈プロローグ〉今、なぜジョルジュ・サンドか(大野一道)

本書関連地図

第Ⅰ部 現代によみがえるサンド――社会と文明を見るまなざし
1 自由への道――サンドとその時代 (ミシェル・ペロー/持田明子訳)
2 〈ルソーの精神的娘〉として (ジョルジュ・サンド)
3 自然へのまなざし――エコロジストの先駆、ジョルジュ・サンド (持田明子)
4 一八四八年革命とパリ・コミューン (ジョルジュ・サンド)

第Ⅱ部 主要作品紹介 (持田明子・大野一道・宮川明子)
『アンディアナ』/『ヴァランティーヌ』/『レリア』/『ジャック』/『アンドレ』/『シモン』/『ある旅人の手紙』/『モープラ』/『モザイク画師たち』/『スピリディオン』/『竪琴の七弦』/『フランス遍歴の職人』/『オラース』/『マヨルカの冬』/『コンシュエロ』/『ルードルシュタット伯爵夫人』/『ジャンヌ』/『アンジボーの粉挽き』/『アントワーヌ氏の罪』/『テヴェリーノ』/『魔の沼』/『ルクレティア・フロリアーニ』/『ル・ピッチニーノ』/『捨て子のフランソワ』/『少女ファデット(愛の妖精)』/『ほんもののグリブイユの物語』/『クローディ』(戯曲)/『デゼルトの城』/『笛師の群れ』/『わが生涯の物語』/『黄金の森の美男たち』/『雪の男』/『田園伝説集』/『彼女と彼』/『ジャン・ド・ラ・ロシュ』/『黒い町』/『ラ・カンティニ嬢』/『ヴィルメール侯爵』(戯曲)/『ローラあるいは結晶の世界への旅』/『シルヴェストル氏』/『最後の愛』/『転がる石』/『マルグレトゥ』/『戦時下のある旅人の日記』/『ナノン』/『お祖母さまのお話集』/『マリアンヌ』

〈エピローグ〉サンドの遺したメッセージ――ジョルジュ・サンドの今日性(持田明子)

ジョルジュ・サンド 略年譜(1804-76)

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