15世紀ルネサンスから20世紀までの西洋絵画の歴史を、数多くの美麗な作品図版、詳細な図解でたどる、「西洋絵画の歴史」全3巻のうち第1巻。
遠近法や明暗法など、西洋絵画の根幹をなす画期的な表現技法が生み出され、一気に広まった時代。ボッティチェリらの初期ルネサンスから、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロらの巨匠が活躍する盛期ルネサンスを経て、マニエリスムの台頭に至る激動の1世紀あまりを、イタリア、フランドル(ベルギー)、ドイツの主要な画家の代表作を中心に、視野をルネサンス以前の14世紀にまで広げながら概観。
絵画作品とそれが展示される場所との関わりに注目することによって、絵画が担わされた機能や社会的・政治的・宗教的な意味にまで迫る、斬新で画期的な入門書。
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