ブルース・リー : 李小龍の栄光と孤独 / 四方田 犬彦
ブルース・リー : 李小龍の栄光と孤独
  • 著者:四方田 犬彦
  • 出版社:晶文社
  • 装丁:単行本(358ページ)
  • 発売日:2005-10-01
  • ISBN-10:479496689X
  • ISBN-13:978-4794966896
内容紹介:
「お母さん、ぼくは東洋人だから、映画のなかでは白人を全員やっつけなければならないのです」-ブルース・リーこと李小龍は、そんな言葉を残して逝った。1973年、享年32歳。香港での葬儀には3… もっと読む
「お母さん、ぼくは東洋人だから、映画のなかでは白人を全員やっつけなければならないのです」-ブルース・リーこと李小龍は、そんな言葉を残して逝った。1973年、享年32歳。香港での葬儀には3万人が集まった。それから30年以上も時が流れたが、ブルース・リーをめぐる神話化は絶えることはない。たえず更新され続けている。それはなぜなのだろうか。背景にあるものは何だろうか。その問いを抱え、著者は香港に通う。子役時代の貴重な映画を見つめ、関係者を訪ね歩き談話を拾い集めていく。主演映画を読み解きながら、香港でアメリカでモロッコでパレスチナで、そして日本で、「李小龍以前と以後」を考えた。本格的なブルース・リーの全体像がここに刻み込まれたのである。待望の書き下ろし作品。

ALL REVIEWS経由で書籍を購入いただきますと、書評家に書籍購入価格の0.7~5.6%が還元されます。

ページトップへ