内容紹介
『星読みと縁 かけがえのない人との出会いを引き寄せる』(祥伝社)
「自分に合う人とは、どんな人なのか」「なぜかいつも同じような人間関係で悩んでしまう」――。
恋愛や仕事、人間関係など、人との「縁」にまつわる悩みは尽きません。そんなとき、自分と相手の関係性にヒントを与えてくれるのが、古くから人々に親しまれ、現代でも進化を続けている占星術です。
「占星術を、ぜひ読者の生活にいかしてほしい」と語るのは、これまで1万人以上の星を読んできた、占星術師yujiさん。
今回は、yujiさんの新著『星読みと縁――かけがえのない人との出会いを引き寄せる』より、良い縁に出会えるタイミングを知るヒントを、一部抜粋してお届けします。
同じ場所に行っても、同じ人と話しても、あるときは縁が深まり、あるときは何も起きない。努力や意志とは関係なく、縁が動く時期と、動かない時期がある。
これは、星読みをしていると特に強く感じることだ。
どれだけ良い種をまいても、季節が来なければ花は咲かない。縁も同じで、タイミングが整ったとき、それまで眠っていた縁が一気に動き出すことがある。
偶然の一致
一つ目は、偶然の一致が増えるときだ。
思い出した人から突然連絡が来る。同じ名前の人に立て続けに会う。気になっていた場所に、思いがけず招かれる――そういった「偶然にしては出来すぎている」出来事が重なるとき、縁が動き始めている予兆であることが多い。
ユングは「共時性(シンクロニシティ)」という言葉でこれを表現した。複数回重なる偶然の一致、またはあり得ないところであり得ない遭遇を果たすようなものはきっと偶然ではなく、何かが動き始めている予兆なのだろうと思う。
「会いたい」という気持ち
二つ目は、「会いたい」という気持ちが自然に湧くときだ。
特に理由はないけれど、ふとその人のことが頭に浮かぶ。
きっと誰しもが経験があると思う。
会いたい、連絡したい、という気持ちが自然と湧いてくる。
そのとき、その直感に従ってみることを勧める。縁は、直感という形でノックしてくることがあるからだ。
何かが終わったとき
三つ目は、何かが終わったときだ。
仕事が一区切りついたとき。長く続いた関係が終わったとき。引っ越しや転職など、生活が大きく変わったとき――そういった「終わり」の直後には人生に余白ができることがほとんどだ。そういうタイミングで新しい縁が動き出すことは、とても多い。
終わりは、始まりの準備だともいう。何かが去ったとき、そのスペースに新しい縁が入ってくるのは実は至極当然のことなのだろう。
星読みの観点から、縁が動きやすいタイミングをいくつか挙げてみたい。
木星が7ハウス、金星、またはドラゴンヘッドを通過するとき
これは縁の拡張期である。
新しい出会いが増え、これまで縁の薄かった人との関係が深まりやすい。このタイミングには積極的に人と会うことがお勧めだ。新しいコミュニティに参加する、気になっていたイベントに行く、久しぶりの人に連絡を取る――そういった行動が、縁の扉を開けやすくする。
(※「ハウス」「ドラゴンヘッド」:星の位置を見るホロスコープにおけるエリアの名称)
新月が7ハウスや5ハウス、または獅子座や天秤座で起きるとき
新月はそのサインのテーマが新たに動き出すタイミングだ。天秤座(7ハウス)の新月はパートナーシップの縁が動き始めやすく、獅子座(5ハウス)の新月は趣味や推し活、クリエイティブな活動を通じた縁が広がりやすいだろう。
サターンリターン(土星回帰)の時期
約29歳と58 歳に訪れるこの時期は、縁の大きな整理と再編が起きやすい。それまで続いてきた縁が自然と離れ、新しいステージにふさわしい縁が引き寄せられてくる。このタイミングは変化が激しく戸惑うこともあるけれど、縁の質が根本から変わる大切な節目だ。
冥王星や天王星が個人天体に触れるとき
これは人生に数度しかない大きな変容のタイミングだ。このとき出会う縁は人生を根底から変える力を持っていることがある。出会いの衝撃も強いが、その縁が持つ意味も深い。
〝待てば海路の日和あり〞とか〝人事を尽くして天命を待つ〞といった故事成語が存在するように、長く現場でホロスコープを見ていると縁が動かない時期というのは、確かにあるように思われる。
何をしても空回りする、出会いがない、関係が深まらない――そういう時期は誰にでもある。
でも、その時期は「縁がない」のではなく、「縁の準備をしている時期」だと私は捉えている。
人事を尽くして天命を待つにしても、まずは人事を尽くすことが肝要で、そのあとに〝然るべきご縁やタイミングやものごと〞というのはやってくるのだろう。
農業でも、たとえば農家さんによっては土を数年かけて作り、その後やっと種を植えていくことがあるように、何をやるにしても土壌・土台作りは避けて通れない道である。自分ができることをまずはしっかりとやること。自分を鍛え、磨き、精錬していく。植物もまずは土の中で根が育っていくように、見えないところで縁の土台が作られていっている、というわけだ。
焦って動き回るよりもその時期は自分を整えることに集中する。読みたかった本を読む、行きたかった場所に行く、やりたかったことを始める――そういった「自分を豊かにする時間」が、次の縁の質を決めていく。
自分が豊かになったとき、縁は自然とやってくるはずだ。
縁のタイミングを信頼する
縁のタイミングは自分でコントロールできない部分がある。どれだけ準備しても、どれだけ意図しても、縁は「来るべきときに来る」という側面がある。
でも、それはつながりを放棄するとか、諦めるということではない。
星のめぐりを知ること、自分を整えること、扉を開けておくこと、勇気を持って一歩踏み出すこと――そういった積み重ねが、縁のタイミングと自分を「合わせていく」ことへとつながる。
時計の針がぴったり合ったときに、縁は魔法の如く動き出す。
その瞬間のために、日々を丁寧に生きること。
星を味方につけながら自分らしくいること。縁の扉を開いていること。
それが人生を変える縁と出会うための、最もシンプルで最も確かな道だと思っている。
[書き手]yuji
恋愛や仕事、人間関係など、人との「縁」にまつわる悩みは尽きません。そんなとき、自分と相手の関係性にヒントを与えてくれるのが、古くから人々に親しまれ、現代でも進化を続けている占星術です。
「占星術を、ぜひ読者の生活にいかしてほしい」と語るのは、これまで1万人以上の星を読んできた、占星術師yujiさん。
今回は、yujiさんの新著『星読みと縁――かけがえのない人との出会いを引き寄せる』より、良い縁に出会えるタイミングを知るヒントを、一部抜粋してお届けします。
あなたを求めている人との縁が必ずある
縁と出会えるタイミング
縁には、タイミングがある。同じ場所に行っても、同じ人と話しても、あるときは縁が深まり、あるときは何も起きない。努力や意志とは関係なく、縁が動く時期と、動かない時期がある。
これは、星読みをしていると特に強く感じることだ。
どれだけ良い種をまいても、季節が来なければ花は咲かない。縁も同じで、タイミングが整ったとき、それまで眠っていた縁が一気に動き出すことがある。
縁が動くタイミングの予兆
縁が動き始めるとき、いくつかの予兆がある。偶然の一致
一つ目は、偶然の一致が増えるときだ。
思い出した人から突然連絡が来る。同じ名前の人に立て続けに会う。気になっていた場所に、思いがけず招かれる――そういった「偶然にしては出来すぎている」出来事が重なるとき、縁が動き始めている予兆であることが多い。
ユングは「共時性(シンクロニシティ)」という言葉でこれを表現した。複数回重なる偶然の一致、またはあり得ないところであり得ない遭遇を果たすようなものはきっと偶然ではなく、何かが動き始めている予兆なのだろうと思う。
「会いたい」という気持ち
二つ目は、「会いたい」という気持ちが自然に湧くときだ。
特に理由はないけれど、ふとその人のことが頭に浮かぶ。
きっと誰しもが経験があると思う。
会いたい、連絡したい、という気持ちが自然と湧いてくる。
そのとき、その直感に従ってみることを勧める。縁は、直感という形でノックしてくることがあるからだ。
何かが終わったとき
三つ目は、何かが終わったときだ。
仕事が一区切りついたとき。長く続いた関係が終わったとき。引っ越しや転職など、生活が大きく変わったとき――そういった「終わり」の直後には人生に余白ができることがほとんどだ。そういうタイミングで新しい縁が動き出すことは、とても多い。
終わりは、始まりの準備だともいう。何かが去ったとき、そのスペースに新しい縁が入ってくるのは実は至極当然のことなのだろう。
星読みで見る、縁が動くタイミング
星読みの観点から、縁が動きやすいタイミングをいくつか挙げてみたい。木星が7ハウス、金星、またはドラゴンヘッドを通過するとき
これは縁の拡張期である。
新しい出会いが増え、これまで縁の薄かった人との関係が深まりやすい。このタイミングには積極的に人と会うことがお勧めだ。新しいコミュニティに参加する、気になっていたイベントに行く、久しぶりの人に連絡を取る――そういった行動が、縁の扉を開けやすくする。
(※「ハウス」「ドラゴンヘッド」:星の位置を見るホロスコープにおけるエリアの名称)
新月が7ハウスや5ハウス、または獅子座や天秤座で起きるとき
新月はそのサインのテーマが新たに動き出すタイミングだ。天秤座(7ハウス)の新月はパートナーシップの縁が動き始めやすく、獅子座(5ハウス)の新月は趣味や推し活、クリエイティブな活動を通じた縁が広がりやすいだろう。
サターンリターン(土星回帰)の時期
約29歳と58 歳に訪れるこの時期は、縁の大きな整理と再編が起きやすい。それまで続いてきた縁が自然と離れ、新しいステージにふさわしい縁が引き寄せられてくる。このタイミングは変化が激しく戸惑うこともあるけれど、縁の質が根本から変わる大切な節目だ。
冥王星や天王星が個人天体に触れるとき
これは人生に数度しかない大きな変容のタイミングだ。このとき出会う縁は人生を根底から変える力を持っていることがある。出会いの衝撃も強いが、その縁が持つ意味も深い。
待つことも、縁の一部
〝待てば海路の日和あり〞とか〝人事を尽くして天命を待つ〞といった故事成語が存在するように、長く現場でホロスコープを見ていると縁が動かない時期というのは、確かにあるように思われる。何をしても空回りする、出会いがない、関係が深まらない――そういう時期は誰にでもある。
でも、その時期は「縁がない」のではなく、「縁の準備をしている時期」だと私は捉えている。
人事を尽くして天命を待つにしても、まずは人事を尽くすことが肝要で、そのあとに〝然るべきご縁やタイミングやものごと〞というのはやってくるのだろう。
農業でも、たとえば農家さんによっては土を数年かけて作り、その後やっと種を植えていくことがあるように、何をやるにしても土壌・土台作りは避けて通れない道である。自分ができることをまずはしっかりとやること。自分を鍛え、磨き、精錬していく。植物もまずは土の中で根が育っていくように、見えないところで縁の土台が作られていっている、というわけだ。
焦って動き回るよりもその時期は自分を整えることに集中する。読みたかった本を読む、行きたかった場所に行く、やりたかったことを始める――そういった「自分を豊かにする時間」が、次の縁の質を決めていく。
自分が豊かになったとき、縁は自然とやってくるはずだ。
縁のタイミングを信頼する
縁のタイミングは自分でコントロールできない部分がある。どれだけ準備しても、どれだけ意図しても、縁は「来るべきときに来る」という側面がある。
でも、それはつながりを放棄するとか、諦めるということではない。
星のめぐりを知ること、自分を整えること、扉を開けておくこと、勇気を持って一歩踏み出すこと――そういった積み重ねが、縁のタイミングと自分を「合わせていく」ことへとつながる。
時計の針がぴったり合ったときに、縁は魔法の如く動き出す。
その瞬間のために、日々を丁寧に生きること。
星を味方につけながら自分らしくいること。縁の扉を開いていること。
それが人生を変える縁と出会うための、最もシンプルで最も確かな道だと思っている。
[書き手]yuji
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