詩人。1974年、神奈川県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了(専攻は上代文学)。詩集に、『現代詩文庫・蜂飼耳詩集』『いまにもうるおっていく陣地』『食うものは食われる夜』『隠す葉』『顔をあらう水』。文集に、『孔雀の羽の目がみてる』『空を引き寄せる石』『秘密のおこない』『空席日誌』『おいしそう…もっと読む
蜂飼 耳の書評/解説/選評一覧
- 『道の向こうの道』(新潮社)蜂飼 耳
読書で生まれる時空越えた共鳴1950年代後半に著者が過ごした大学生の時期を、自伝的に綴(つづ)ったこの連作小説集は、読書の時間に満ちている。か…
書評 - 『長田弘全詩集』(みすず書房)蜂飼 耳
人生で大切なこと、深く見つめた言葉今月初めに、詩人の長田弘は亡くなった(ALL REVIEWS事務局注:本書評執筆時期は2015年5月)。その少し前に刊行…
書評 - 『ファミリー・ライフ』(新潮社)蜂飼 耳
理不尽な出来事いかに慈しむかインドのデリーからアメリカへ移住し、新たな生活を始める一家。父と母、兄のビルジュ、弟のアジェ。本書は、少年だっ…
書評 - 『ケルトの想像力 ―歴史・神話・芸術―』(青土社)蜂飼 耳
渦巻模様にみる世界の生命循環ヨーロッパには、キリスト教が広まる以前にケルトの文明文化があった。その伝統は、アイルランドやイギリスのウェール…
書評