武田 砂鉄SATETSU TAKEDA
公式サイト: http://www.t-satetsu.com/
1982 年東京都生まれ。出版社勤務を経て、2014年秋よりフリーライターに。 著書に『紋切型社会』(朝日出版社、2015年、第25回 Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞)、『芸能人寛容論』(青弓社)、『コンプレックス文化論』(文藝春秋)、『日本の気配』などがある。〈プロフィール写真撮影:宇佐巴史〉
風刺の余地がないほどヒドくて滑稽だったこの国のメディアには、政治に対する風刺が足りない。権力を茶化すことが無駄にタブー視されている。安倍晋…
追い求め、分け入り、辿(たど)り着いた壮大な仮説高野作品を読む行為は「巻き込まれる」なんて言葉が似合う。世界各地にある「未確認納豆」を探し求…
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世界中を旅する中で自分を見つけていく中学時代、外国籍の若い先生がいた。その存在に慣れていなかったヤンチャな中学生の群れは、時に「ガイジン!…
象徴や身ぶりと文法が相互作用南米のアマゾン川流域に住む少数民族・ピダハンと暮らしながら、その場に根付く特異な言語を探求した一冊『ピダハン …
くそ笑える未来だって見えないわけじゃない世の中には、金の話ばっかりしている人がいて、そういう人はもれなく話がつまらないのだが、あっちはあっ…