1954年生。東京大学名誉教授。翻訳家、アメリカ文学研究者。ポール・オースター『幻影の書』(新潮文庫)、スチュアート・ダイベック『シカゴ育ち』、スティーヴン・ミルハウザー『ナイフ投げ師』(白水Uブックス)など現代アメリカ文学の翻訳多数。著書に『ケンブリッジ・サーカス』(スイッチ・パブリッシング)など。文芸誌『MONKEY』、英語文芸誌Monkey Businessを責任編集。2017年、早稲田大学坪内逍遙賞受賞。(プロフィール画像(C)島袋里美)
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柴田 元幸の書評/解説/選評
- 『三つの小さな王国』(白水社)柴田 元幸
三つの小さな王国中篇というと、たいていは長すぎる短篇というか、短すぎる長篇というか、まさに帯に短しタスキに長しという印象があるが、このジャ…
書評 - 『乱視読者の冒険―奇妙キテレツ現代文学ランドク講座』(自由國民社)柴田 元幸
乱視読者の冒険若島正の『乱視読者の冒険』を読んでいると、「ホメオパシー」という言葉がしきりに頭に浮かぶ。同毒療法、ある病症を治療するために…
書評 - 『舶来文学 柴田商店―国産品もあります』(新書館)柴田 元幸
序横浜の波止場から船に乗って、赤い靴はいてた女の子が異人さんに連れられて行っちゃった国は、ほとんどあの世のように、はてしなく遠い世界に思え…
前書き
柴田 元幸の読書日記/コラム/対談・鼎談