内容紹介

『フランスの日々の暮らしごと 365日の小さな幸せ』(祥伝社)

  • 2022/02/10
フランスの日々の暮らしごと 365日の小さな幸せ /
フランスの日々の暮らしごと 365日の小さな幸せ
  • 編集:smile editors
  • 出版社:祥伝社
  • 装丁:単行本(ソフトカバー)(376ページ)
  • 発売日:2021-12-01
  • ISBN-10:4396617739
  • ISBN-13:978-4396617738
内容紹介:
自分を大切にする。好きなものと暮らす。
旅するように日常を味わう。
パリに住んでわかった豊かな人生。
写真家、料理家、刺繍作家、スタイリスト、編集者など
パリに住む生活の達人、クリエイター13人が綴った
フランスの「おいしい」「美しい」「面白い」季節の楽しみ方とは。
リアルなフランスの情報、魅力を生活者目線で、美しい撮り下ろし写真と共に収録した
『フランスの日々の暮らしごと 365日の小さな幸せ』から、一部抜粋、公開します。


フランスの「おいしい」「美しい」「面白い」季節の楽しみ方

オーガニックを選ぶ意識

BIO(ビオ)と呼ばれるフランスのオーガニック商品。有機農法で育てられた農産物や加工品といった食品はもちろん、コスメや洗剤なども生活に浸透しています。
最近は大手スーパーMONOPRIX(モノプリ)やCarrefour(カルフール)にもBIO のコーナーは必ずあり、オリジナルブランドも展開されています。
Biocoop(ビオコープ)やNATURALIA(ナチュラリア)などのオーガニックの専門店では、サステナブルでエコな日用品やキッチン用具、掃除道具、生活雑貨も手に入ります。
近年増えてきているのは、プラスチックゴミを出さない生活のための商品。蜜蠟(みつろう)とオーガニックコットンで作られた、繰り返し使えるラップや、フルーツや野菜の切り口を覆うシリコン製のカバー、天然素材のスポンジ、豆やパスタを保存するガラス瓶などです。そして化学薬品ではなく重曹や酢を使った掃除用洗剤も。店内には、シンプルで地球に優しい暮らしのヒントが溢れています。


Photo&text:Yui TANIGUCHI

コート・ダジュール~山編~

コート・ダジュールと聞くと、青い海を思い浮かべますが、山こそ訪れてほしい場所です。フランス、イタリア、そして地中海と多くの文化の十字路となっているために、山にある小さい村々は自分達の生活を守るために村に壁を作り、独自の文化を育てていきました。
今でも、中世の世界がそのまま残る村々は素晴らしく、多くの芸術家に愛されてきました。
Saint-Paul de vence(サン ポール ド ヴァンス)ではアンリ・マティスによって教会のステンドグラスが飾られ、その教会の墓地にはシャガールが眠っています。
地中海を一望できる鷲ノ巣村、Ézu(エズ)にはChèvre d’or(シェーブル ドール)(金の山羊)という素晴らしいホテルもあります。電車で行くのは難しいですが(バスはあります)、ニースから車で30 分のところにあるので、コート・ダジュールへ訪れた際は1 日、山中の美しい村を訪れてみてください。中世にタイムスリップした気分になれます。


Photo&Text:Teruki ISHIBASHI

[書き手]TANIGUCHI、ISHIBASHI、編著者:smile editors
フランスの日々の暮らしごと 365日の小さな幸せ /
フランスの日々の暮らしごと 365日の小さな幸せ
  • 編集:smile editors
  • 出版社:祥伝社
  • 装丁:単行本(ソフトカバー)(376ページ)
  • 発売日:2021-12-01
  • ISBN-10:4396617739
  • ISBN-13:978-4396617738
内容紹介:
自分を大切にする。好きなものと暮らす。
旅するように日常を味わう。
パリに住んでわかった豊かな人生。

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