『王朝貴族と外交: 国際社会のなかの平安日本』(吉川弘文館)
榎本 淳一
真剣で慎重 従来のイメージ一新本書のタイトルを見て、「王朝貴族も外交をしていたんだ」と意外に思われた方がいるかもしれない。平安時代の貴族と…
書評
この間、明治・大正の『古事類苑』、昭和の『新訂増補国史大系』、昭和・平成の『国史大辞典』など、時代を画する叢書・辞典を出版し、また『人物叢書』や『歴史文化ライブラリー』などの定評ある人気シリーズの刊行も続けております。
今後も学界・読書界の要望・期待に応えるべく、最新の研究成果をふまえた詳細・正確でわかりやすい、魅力ある良書の出版を目指してまいります。
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人々が《眠り》に何を求めてきたか。眠る/眠らないことを同時に要請する産業社会の特性とは。「夜更かし」「睡眠」「不眠」を共通テーマとして、研…
幻想が生んだ〝常識〟覆す平安時代の貴族は寝殿造(しんでんづくり)の館を営んだと、われわれは学校で教わる。それは、南側へ広がる庭へ向かい、殿…
源氏物語の世界支えた努力帯に「源氏物語には描かれなかった世界/平安貴族のリアルな人生にせまる」とある。平安京の貴族を20人ほどの公卿(くぎょ…
仏師たちの事績や作風を流派から探る南都焼討で焼失した寺院の復興、為政者たちの祈りを造形すべく、京都や奈良、鎌倉、地方で腕をふるった鎌倉時代…
日本人の誰しもが一度は経験があり、嫌いな人はいないであろう温泉旅行。今や世界に誇る日本文化の一つといっても過言ではないが、観光・レジャーの…