![中島 京子](/api/image/square/360/images/upload/2019/06/df2533b511ec75e5d092ddb12f4d1487.jpg)
1964年東京都生まれ。東京女子大学文理学部史学科卒業。出版社勤務を経て渡米。帰国後の2003年『FUTON』で小説家デビュー。2010年『小さいおうち』で直木賞、2014年『妻が椎茸だったころ』で泉鏡花文学賞、2015年『かたづの!』で河合隼雄物語賞、歴史時代作家クラブ作品賞、柴田錬三郎賞、同年『長いお別れ』で中央公論文芸賞、2016年日本医療小説大賞を受賞した。他に『平成大家族』『パスティス』『眺望絶佳』『彼女に関する十二章』『ゴースト』等著書多数。
- 著作:
中島 京子の書評/解説/選評
- 『入管問題とは何か――終わらない〈密室の人権侵害〉』(明石書店)中島 京子
差別、暴力…人権を知らない日本人名古屋入管で収容中に亡くなったスリランカ人女性、ウィシュマ・サンダマリさんの事件以後、「入管問題」は、よう…
書評 - 『地図と拳』(集英社)中島 京子
架空の村からひもとく国家と戦争もうすぐ8月がやってきて、テレビや新聞は戦争特集を組むだろう。「あの戦争」について語るとき、「太平洋戦争」に…
書評 - 『私のことば体験』(福音館書店)中島 京子
戦後の絵本界に流れる「祈りの感覚」本書は、戦後日本の絵本界を牽引した著者の自叙伝で、『母の友』という雑誌に二〇〇九年から二〇一一年にかけて…
書評 - 『密航のち洗濯 ときどき作家』(柏書房)中島 京子
半島、列島の激動期 揺れた人模様尹紫遠(ユンジャウォン)は、1冊の歌集と、いくつかの小説作品を残した。紫遠は筆名で、本名は尹徳祚(トクチョ)…
書評 - 『わたしのペンは鳥の翼』(小学館)中島 京子
息潜め、多様な日常すくい取る十八人の作家による二十三編の短編が収録される本書は、分厚い本ではない。短編というより掌編と呼んだ方がよいような…
書評 - 『平和をつくる方法 ふつうの人たちのすごい戦略』(柏書房)中島 京子
インサイダー主導のボトムアップで著者はコロンビア大学の政治学の教授で、二十年に亘(わた)って国際紛争の現場を調査し、援助活動の最前線に立っ…
書評