美術史学者・美術評論家。1932年生まれ。53年東京大学教養学部教養学科卒、東京大学大学院在学中の54~59年にフランス政府招聘留学生として渡仏。パリ大学附属美術研究所及びルーヴル学院で西洋近代美術史を専攻、59年から国立西洋美術館勤務、71年東京大学文学部助教授、79年同教授。92年国立西洋美術館長、2000年に退…もっと読む
高階 秀爾の書評/解説/選評一覧
- 『フェルメール デルフトの眺望』(白水社)高階 秀爾
稀有の天才の謎に迫るデルフトの画家フェルメールは、近年とみに人気が高い。一九九五~九六年にワシントンとハーグでその主要作品を集めた展覧会が…
書評 - 『「レンブラント」でダーツ遊びとは―文化的遺産と公の権利』(岩波書店)高階 秀爾
「文化的遺産」は個人の所有物でありうるかかつてバブルで景気のよかった頃、日本のある実業家が高額で購入したルノワールとゴッホを、自分が死んだ…
書評 - 『ボッティチェッリ全作品』(中央公論美術出版)高階 秀爾
美術研究を支える仕事『ボッティチェッリ全作品』を世に送り出すことができて、ようやく長いあいだの宿題のひとつを果たしたというのが、今の正直な…
自著解説 - 『印象派絵画と文豪たち』(作品社)高階 秀爾
印象派絵画を好んだ人、嫌った人モネやルノワールなど、印象派の画家たちが登場した十九世紀後半のパリは、また小説家のゾラや詩人のマラルメが活躍…
書評
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