1958(昭和33)年、北海道生れ。フリーライター。法政大学文学部哲学科卒業。西武百貨店系洋書店勤務の後、『宝島』『別冊宝島』の編集に携わる。1993(平成5)年頃よりライター業に専念。「哲学からアダルトビデオまで」を標榜し、コラム、書評、インタビューなど幅広い分野で活躍中。著書に『そうだ、京都に住もう。』『「本が売れない」というけれど』『茶室がほしい。』『いい家は「細部」で決まる』(共著)などがある。
- 著作:
永江 朗の書評/解説/選評
- 『「育ちがいい人」だけが知っていること』(ダイヤモンド社)永江 朗
はじめて本屋で見かけたときは、マジ、ムカつきましたね。「どうせオイラは育ちが悪いよ、ケッ」と。諏内(すない)えみ『「育ちがいい人」だけが知…
書評 - 『カレンの台所』(サンクチュアリ出版)永江 朗
――では楽しい漬かり時間です。うま味風呂に浸からせ、その味を豚たちのものとさせるので、いつもより濃いめに味をつけていきます――。滝沢カレン著『…
書評 - 『あやうく一生懸命生きるところだった』(ダイヤモンド社)永江 朗
私の座右の銘は「努力・勤勉・根性」。62年間、ひたすら真面目に、寝食忘れて働いてきた。心の中では今も時任三郎が「24時間戦えますか」と歌い続け…
書評 - 『スピリチュアル系のトリセツ』(平凡社)永江 朗
帯にはこう書かれている。<もう国や政府に頼れないので、目に見えない存在に救いを求めることにしました!>そうだよな。いまだ医療機関や福祉施設…
書評 - 『自転車と女たちの世紀──革命は車輪に乗って』(Pヴァイン)永江 朗
「男女不平等」の慣習、現代社会でも自転車に乗ると、行動範囲がうんと広がる。自分の力だけで、遠くまで楽に移動できる。自転車は生活のさまざまな…
書評 - 『台湾書店百年の物語: 書店から見える台湾』(エイチアンドエスカンパニー)永江 朗
最近は日本の書店のお手本にもなるなど、台湾の書店は個性的で元気がいい。だが、その歴史はまさに波瀾万丈。台湾の近代書店史である本書は、日本の…
書評