ライター。1970年生まれ、東京都出身、慶応大学文学部卒業。出版社勤務を経てライターに。WEB本の雑誌「作家の読書道」、『波』『きらら』『週刊新潮』『anan』『CREA』『SPRiNG』『小説宝石』『ミステリーズ!』『読楽』『小説現代』『小説幻冬』『新刊ニュース』『クロワッサン』などで作家インタビュー、書評、対談企画などを担当。2009年~2013年にTBS系「王様のブランチ」ブックコーナーに出演。現在は同コーナーのブレーンを務める。BUKATSUDO「贅沢な読書会」モデレーター。著書に『偏愛読書トライアングル』(新潮社)、『あの人とあの本の話』(小学館)。
- 著作:
瀧井 朝世の書評/解説/選評
- 『八朔の雪―みをつくし料理帖』(角川春樹事務所)瀧井 朝世
空腹時は御法度の人情本空腹時に読むと生唾(なまつば)がわいてくる。ぴりから鰹田麩(かつおでんぶ)、とろとろ茶碗(ちゃわん)蒸し、ほっこり酒…
書評 - 『弁護側の証人』(集英社)瀧井 朝世
見事復活、直球ミステリー大富豪の御曹司に見初められて結婚した元ヌードダンサーの漣子(なみこ)。やっと幸福を手に入れたと思いきや、ある夜、夫…
書評 - 『文庫 銃・病原菌・鉄 1万3000年にわたる人類史の謎』(草思社)瀧井 朝世
16世紀、スペインのピサロと少数の部下が巨大なインカ帝国を征服できたのは、銃器と鉄製の武器、そしてヨーロッパから持ち込んだ病原菌が要因だった…
書評 - 『無理』(文藝春秋)瀧井 朝世
普通の人々の極上の群像劇著者の初期の代表作『最悪』『邪魔』(ともに講談社文庫)のファンなら、この二字熟語のタイトルを見て「またあのテイスト…
書評 - 『金のゆりかご』(集英社)瀧井 朝世
覆面作家が巧みに描く心理かつて天才少年と謳(うた)われたものの伸び悩み、見捨てられた過去がある野上。29歳となった彼のもとに、通っていた英才…
書評 - 『『少女の友』創刊100周年記念号 明治・大正・昭和ベストセレクション』(実業之日本社)瀧井 朝世
明治41年から昭和30年まで、女学生たちに人気を博した雑誌「少女の友」。その創刊100周年記念号が版を重ねている(ALL REVIEWS事務局注:本書評執筆…
書評