『死んでから俺にはいろんなことがあった』(書肆侃侃房)
江國 香織
主人公と五里霧中を進む新鮮体験とてもいきのいい小説だった。つかまえたばかりの魚みたいで、読み終っても胸の内でつぴつぴ跳ねる。語り手の「俺」…
書評
「つめたいよるに」「神様のボート」「すいかの匂い」「東京タワー」「なかなか暮れない夏の夕暮れ」など著書多数。小説以外に、詩作、エッセイ、童話、海外絵本の翻訳も手がける。
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