1963年鹿児島県名瀬市(現・奄美市)生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科教授。東京外国語大学大学院博士後期課程満期退学。著書に『ラテンアメリカ主義のレトリック』、『劇場を世界に――外国語劇の歴史と挑戦』共編著(以上、エディマン/新宿書房)、『映画に学ぶスペイン語』(教育評論社)、『テクストとしての都市 メキシコDF』(東京外国語大学出版会)、訳書にアレホ・カルペンティエール『春の祭典』(国書刊行会)、フィデル・カストロ『少年フィデル』、『チェ・ゲバラの記憶』監訳(トランスワールドジャパン)、ロベルト・ボラーニョ『野生の探偵たち』共訳、カルロス・バルマセーダ『ブエノスアイレス食堂』、(以上、白水社)、セサル・アイラ『文学会議』(新潮社)、フアン・ガブリエル・バスケス『物が落ちる音』(松籟社)などがある。
- 著作:
- 『精霊たちの家 上』(河出書房新社)柳原 孝敦
女性たちの語り継ぐ物語新星の出現前回紹介したガブリエル・ガルシア=マルケス『百年の孤独』の出版が1967年。この小説が巻き起こした熱狂も一段落…
内容紹介 - 『伝奇集』(岩波書店)柳原 孝敦
インテリを気取って読む必読書 20世紀後半の人文科学に多大な影響を与えたフランスの哲学者ミシェル・フーコーが、主著『言葉と物』の序文で、ボル…
内容紹介 - 『ペドロ・パラモ』(岩波書店)柳原 孝敦
地獄を垣間(かいま)見てみる高評価ちょっと古い話だけれども、ウルグアイの批評家ホルヘ・ルフィネリが1980年ごろにラテンアメリカの作家たちに行…
内容紹介 - 『マリア』(武田出版)柳原 孝敦
読むなら恋愛小説だ生涯の一冊連載第1回で世界の小説を変えた傑作と紹介したのが、コロンビアの作家ガブリエル・ガルシア=マルケス『百年の孤独』…
内容紹介 - 『マンハッタンの赤ずきんちゃん』(マガジンハウス)柳原 孝敦
不思議なできごとを信じてみる赤いレインコートの女の子サラ・アレンはニューヨークに住む10歳の空想好きで読書好きな女の子。口うるさいお母さんを…
内容紹介 - 『百年の孤独』(新潮社)柳原 孝敦
愉悦の小説紹介:書き出しから引き込まれる小説頂上の作品日本のある批評家によれば、世界の小説は『百年の孤独』以前とそれ以後に分けられるとの…
内容紹介