
1963年生まれ。映画評論家、英米文学評論家。
訳書にジョン・ウォーターズ『ジョン・ウォーターズの地獄のアメリカ横断旅行』(国書刊行会)、R・A・ラファティ『第四の館』(国書刊行会)、キャサリン・ダン『異形の愛』(河出書房新社)、〈J・G・バラード短編全集〉(共訳 東京創元新社)、アラン・ムーア/ジェイセン・バロウズ『ネオノミコン』(国書刊行会)など。著書に『新世紀書評大全 書評1990-2010』(洋泉社)、『皆殺し映画通信』シリーズ(カンゼン)など。編書に『女優 林由美香』(洋泉社)など。
柳下 毅一郎の書評/解説/選評
『彼らは廃馬を撃つ』(白水社)
柳下 毅一郎トッド・ブラウニングが映画化を熱望し、かなわなかった小説この恐ろしい小説は、ハリウッドの輝きの裏にあったニヒリズム、エゴイズム、サディズム…
書評
『ゼロヴィル』(白水社)
柳下 毅一郎映画の魔力にとりつかれ、映画によって破滅させられる、映画自閉症の男ヴィカーの剃った頭には彼の脳の左右の葉が刺青されている。一方の葉はエリザ…
書評
『地図と領土』(筑摩書房)
柳下 毅一郎小説中に著者本人が登場し、出版後には誘拐された……という映画が作られた!?ミシェル・ウエルベックこそ現代でもっとも重要な作家だと言ってもいい…
書評
『ルビッチ・タッチ』(国書刊行会)
柳下 毅一郎複雑精妙なゲームを愛し、ギリギリで禁忌に触れずにプレイし続けたエルンスト・ルビッチエルンスト・ルビッチはソフィスティケイテッド・コメディの…
書評
『ファスビンダー、ファスビンダーを語る <第2・3巻>』(boid)
柳下 毅一郎ファスビンダー原理主義者には、ページをめくるのがもったいないほどの宝物2015年最後の号なので、今年出版されたけれど、なんらかの理由でとりあげ…
書評
『映画の生体解剖~恐怖と恍惚のシネマガイド~』(洋泉社)
柳下 毅一郎稲生平太郎と高橋洋が用意した手術台に横たわる、映画という装置映画というものは、ごくまれに、現実を乗り越える瞬間を呼び込むことができる。あな…
書評
柳下 毅一郎の読書日記/コラム/対談・鼎談





















