退屈な読書
- 著者:高橋 源一郎
- 出版社:朝日新聞社
- 装丁:単行本(253ページ)
- 発売日:1999-03-00
- ISBN-13:978-4022573759
- 内容紹介:
- 死んでもいい、本のためなら…。すべての本好きに贈る世界でいちばん過激な読書録。
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そんなにおまえが貧しいのは おまえが正直だからじゃない
そんなにおまえが貧しいのは おまえの頭が悪いからや
「俺ここで 死ぬと 思たら 阿呆らしいて 笑い止まらん」
「何も怕れず 何も考えず 赤飯炊いて 笑て暮らそや」(「笑て暮らそや」より)
金持ちのヤツの翼にのって“ゴーズ・オン”で働く
夢にみるのはエビ エビのおどりよ
五十八にもなって 歌を歌いながら魚釣りの邪魔したか
夜ごと 三畳間から キャデラックに
小便かけたか
敵はおまえのコレステロールと呟くか
切ない吐息と一緒やろ
無いのは銭やろ(「貧乏人は海老を食え」)