解説

『パンツの面目ふんどしの沽券』(筑摩書房)

  • 2022/08/18
パンツの面目ふんどしの沽券  / 米原 万里
パンツの面目ふんどしの沽券
  • 著者:米原 万里
  • 出版社:筑摩書房
  • 装丁:文庫(302ページ)
  • 発売日:2008-04-09
  • ISBN-10:4480424229
  • ISBN-13:978-4480424228
内容紹介:
十字架上のイエス・キリストの下着はパンツか、ふんどしか、腰巻か。幼少期に芽生えた疑問を心の中であたため続け、長じて作家となった著者は、パンツ・ふんどしをめぐる世界史的な謎の解明に挑むことになる。前人未到の試みとして「ちくま」連載中から話題騒然となり、没後、「最も米原さんらしい本」と評される、抱腹絶倒&禁断のエッセイ。
山陰地方の山林地主の家に生まれた米原昶(いたる)は、自分の信じた思想を誠実に実践してその生涯をまっとうした。生家をすて、学問をあきらめ、戦前戦中の十六年間、地下活動をつづけた。娘の万里には、こういう父の生き方が日本男子の手本のように思われた。そしてその父が愛用する越中フンドシを尊敬した。

エッセイストとして高い評価を得たころ、彼女は得意のエッセイの形式で、越中フンドシを通して日本固有の価値を見直そうとした。ところがこの越中フンドシなるものがタダモノではなかった。もちろん彼女の研究心もタダモノではなかったから、ここに「人間の下半身を覆う布切れ」から見た世界文化生活史の決定版が誕生した。
パンツの面目ふんどしの沽券  / 米原 万里
パンツの面目ふんどしの沽券
  • 著者:米原 万里
  • 出版社:筑摩書房
  • 装丁:文庫(302ページ)
  • 発売日:2008-04-09
  • ISBN-10:4480424229
  • ISBN-13:978-4480424228
内容紹介:
十字架上のイエス・キリストの下着はパンツか、ふんどしか、腰巻か。幼少期に芽生えた疑問を心の中であたため続け、長じて作家となった著者は、パンツ・ふんどしをめぐる世界史的な謎の解明に挑むことになる。前人未到の試みとして「ちくま」連載中から話題騒然となり、没後、「最も米原さんらしい本」と評される、抱腹絶倒&禁断のエッセイ。

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初出メディア

米原万里展「ロシア語通訳から作家へ」図録

米原万里展「ロシア語通訳から作家へ」図録 2008年10月刊

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