解説

『終生ヒトのオスは飼わず』(文藝春秋)

  • 2022/07/08
終生ヒトのオスは飼わず  / 米原 万里
終生ヒトのオスは飼わず
  • 著者:米原 万里
  • 出版社:文藝春秋
  • 装丁:文庫(255ページ)
  • 発売日:2010-03-10
  • ISBN-10:4167671050
  • ISBN-13:978-4167671051
内容紹介:
2006年に世を去った著者が愛した毛深い家族たち(猫4、犬3)はいかなる運命をたどったのか。好評エッセイ「ヒトのオスは飼わないの?」の続編と、父母の思い出やプラハで住んだ家、自分で書いた死亡記事などを収録した「終生ヒトのオスは飼わず」を一冊に。
米原万里が鬼籍に入ってから編まれたエッセイ集である。大好評を博した『ヒトのオスは飼わないの?』の続編と、家族について書かれた文章が収められている。なかに「終生ヒトのオスは飼わず」という不思議な文章が収められているが、これは「ご自分の死亡記事をお書きください」という注文に応じて綴られたもので、〈……(解剖したところ)肺に大量の猫の毛が詰まって〉いたという一節がある。ほんとうにイヌネコを愛した一生だった。そして仕事を愛し、自由を愛し、家族を愛して、愛にあふれた一生だった。
終生ヒトのオスは飼わず  / 米原 万里
終生ヒトのオスは飼わず
  • 著者:米原 万里
  • 出版社:文藝春秋
  • 装丁:文庫(255ページ)
  • 発売日:2010-03-10
  • ISBN-10:4167671050
  • ISBN-13:978-4167671051
内容紹介:
2006年に世を去った著者が愛した毛深い家族たち(猫4、犬3)はいかなる運命をたどったのか。好評エッセイ「ヒトのオスは飼わないの?」の続編と、父母の思い出やプラハで住んだ家、自分で書いた死亡記事などを収録した「終生ヒトのオスは飼わず」を一冊に。

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初出メディア

米原万里展「ロシア語通訳から作家へ」図録

米原万里展「ロシア語通訳から作家へ」図録 2008年10月

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