
1934年に創業した、日本文学・日本語学・日本史・考古学・演劇史・書誌学関連の学術書・資料出版社です。東京・神保町の小社古書部店舗で、約1,000点の全在庫を展示販売しています。
八木書店出版部の書評/解説/選評
- 『律令国家の辺境と交通: 揺れ動く南北の境界と領域』(八木書店)十川 陽一
古代日本の国家形成は、中央だけで完結する物語ではありません。東北や九州など“辺境”と呼ばれる地域における交通路の整備、支配、交流の実態から、…
後書き - 『渡海僧がみた宋代中国: 参天台五臺山記を読む』(八木書店)森 公章
約1000年前の平安時代に60歳で中国に渡った僧侶・成尋が書き残した日記『参天台五臺山記』には、五臺山巡礼の旅道中や、中国皇帝との面謁、道中で出…
自著解説 - 『東武実録』(八木書店)小池 進
江戸幕府が編纂した二代将軍秀忠の事績録『東武実録』とは『東武実録』は、江戸幕府二代将軍徳川秀忠の事蹟録である。といっても秀忠の全生涯の事…
自著解説 - 『荏柄天神縁起』(八木書店)土屋 貴裕
中世絵画史上で重要な位置を占める四つの絵巻前田育徳会尊経閣文庫といえば、古典籍類を中心に、貴重書の宝庫として、国文学や歴史学の分野では著名…
自著解説 - 『翻刻・影印 天平諸国正税帳』(八木書店)榎 英一
奈良時代の正倉院文書に国ごとの会計の収支決算報告書「正税帳」類が27通現存する。それを読み解くと、当時の地方財政・特産物・交通手段・産業、さ…
自著解説 - 『日本古代の儀礼と社会』(八木書店)西本 昌弘
大化前代の歴史や儀礼・祭祀論、古代仏教史、典籍の伝来など、日本古代史研究の重要なテーマについて、最新の研究成果をふまえた書き下ろし論文18本…
前書き
八木書店出版部の読書日記/コラム/対談・鼎談