- 『日本古代の儀礼と社会』(八木書店)西本 昌弘
大化前代の歴史や儀礼・祭祀論、古代仏教史、典籍の伝来など、日本古代史研究の重要なテーマについて、最新の研究成果をふまえた書き下ろし論文18本…
前書き - 『尊経閣古文書纂 編年雑纂文書 5 付宸翰文書類』(八木書店)佐々木 創
不思議な由緒書と途切れた花押1 古文書に親しむ休みの日に出かけた博物館の展覧会で「古文書」が展示されていたとしよう。解説を軽く読んで、古文…
書評 - 『萬葉集正義 第1』(八木書店)萬葉集正義編集委員会
日本最古の和歌集『万葉集』全20巻を2巻ずつ、全10冊で徹底精読する『萬葉集正義』の第1冊目が2024年8月に刊行開始した。「令和」への改元により、『…
自著解説 - 『江戸大仏』(八木書店)三船 温尚
江戸時代に各地でつくられた48体の青銅大型仏「江戸大仏」。自動車のエンジンなどの金属部品と同じ「鋳造(ちゅうぞう)」でつくられた江戸大仏を最…
自著解説 - 『新訂増補兼宣公記1』(八木書店)柴田 充朗
平安時代から江戸時代に至る歴史上の重要史料を翻刻収録した「史料纂集(しりょうさんしゅう)」シリーズ。刊行開始から60年近く経過した現在も、毎…
自著解説 - 『西山宗因の研究』(八木書店出版部)尾崎 千佳
西鶴・芭蕉に多大な影響を与えた遊行の詩人、西山宗因(にしやまそういん)とはいったいどんな人物だったのか? 『西山宗因全集』の編集委員として長…
自著解説 - 『室町幕府将軍直臣と格式』(八木書店出版部)西島 太郎
室町幕府の足利将軍家を支えた将軍直臣の編成形態とその構造を、幕府儀礼や家格のあり方から解明を試みる。足利将軍家の軍隊――奉公衆室町幕府にお…
自著解説 - 『礼物軌式』(八木書店)藤田 英昭
江戸時代、尾張徳川家が徳川将軍家への献上物の仕立て方についてまとめた「礼物軌式(れいもつきしき)」が、重要史料集成「史料纂集(しりょうさん…
自著解説 - 『古代日本の国家形成と東部ユーラシア〈交通〉』(八木書店出版部)中野 高行
東部ユーラシアで展開された〈交通〉の実相を明らかにし、日本の古代国家形成にどのように作用したのかを考える。〈交通〉から日本の古代国家形成を…
自著解説 - 『平戸記1』(八木書店)吉江 崇
承久の乱後、朝幕関係の転換期を生きた廷臣の日記。90年ぶりの翻刻と校合を行った校訂者が、その読みどころを紹介します。史料纂集本 平戸記の底本…
自著解説 - 『天草版ラテン文典 巻一全釈』(八木書店)豊島 正之
いまから400年前の戦国時代、キリスト教布教のために日本を訪れたイエズス会宣教師が刊行した、ラテン語の枠組みで日本語を論じた初の文法書を読む。…
自著解説 - 『尊経閣古文書纂 社寺文書 4』(八木書店)大石 泰史
古文書の画像から何が読みとれるのか?大河ドラマの古文書考証担当者が、形状・書式などから本文以外の情報を読みとるポイントをわかりやすく紹介。…
書評 - 『日本古代の国造と地域支配』(八木書店)鈴木 正信
大和王権が施行した地方支配制度の国造制は、国家と社会、中央と地方を結び付ける重要な役割を果たした。この国造制をとおして、古代国家の成立過程…
自著解説 - 『出雲国造北嶋家文書 (史料纂集)』(八木書店出版部)井上 寛司
中世出雲の最重要史料、出雲国造(いずもこくそう)北嶋家の中世文書を集大成して公刊!近年発見された大量の中世文書から、その読みどころを校訂者…
自著解説 - 『江戸の借金: 借りてから返すまで』(八木書店)荒木 仁朗
現代と同様に、江戸時代の人々もまた借金をした。農業経営の赤字補填、年貢の未納など、借金の理由はさまざまだが、土地が担保となることもあった。…
自著解説 - 『出雲国風土記: 校訂・注釈編』(八木書店)八木書店出版部
733年(天平5年)に完成した『出雲国風土記(いずものくにふどき)』は、ほぼ完本の形で現在に伝わる唯一の風土記として知られています。その注釈書…
自著解説 - 『参天台五臺山記1』(八木書店出版部)森 公章
天台僧成尋(じょうじん)の渡宋日記、『参天台五臺山記(さんてんだいごだいさんき)』が、重要史料集成「史料纂集(しりょうさんしゅう)」に収録…
自著解説 - 『墨書土器と文字瓦: 出土文字史料の研究』(八木書店)吉村 武彦
日本全国から出土する墨書土器。その数は20万点に及ぶといわれている。全国の発掘調査により出土した多様な墨書土器・文字瓦を読み解き、東アジア漢…
自著解説 - 『日本古代王権と貴族社会』(八木書店)上村 正裕
古代国家を運営していたのは誰か。奈良・平安時代の王権を構成した太上天皇・皇后・皇太后、さらに王権を補完した貴族層に注目し浮き彫りとなった、…
自著解説 - 『啄木 我を愛する歌: 発想と表現』(八木書店)太田 登
なぜ石川啄木の短歌は100年の時を経てなお現代人を魅了しつづけるのか。歌集『一握の砂』の主題を形成する「我を愛する歌」151首を新たに評釈し、そ…
自著解説