八木書店出版部の書評/解説/選評一覧
- 『日本書紀の誕生: 編纂と受容の歴史』(八木書店)河内 春人
今からちょうど1300年前の720年、日本最初の正史として『日本書紀』本文30巻、系図1巻ができあがった。系図こそ散逸したが、本文30巻は書き写され、…
本文抜粋 - 『梁塵秘抄詳解: 神分編』(八木書店)永池 健二
後白河法皇が自らまとめた『梁塵秘抄』。その「神分」編に収められる今様神歌全35首に歌われたのは、威厳ある大社に祀られる大神から、祟りなす悪神…
自著解説 - 『氏経卿神事記 (史料纂集 古記録編)』(八木書店古書出版部)比企 貴之
『史料纂集古記録編 氏経卿神事記』は、全2冊からなる、15世紀前半から末期にかけての伊勢神宮(内宮)の禰宜のひとりである荒木田(藤波)氏経とい…
自著解説 - 『リオ・デ・ジャネイロ国立図書館蔵 日葡辞書』(八木書店)白井 純
400年前の戦国時代の日本語を知る最重要資料『日葡辞書』。2018年、中南米大陸ブラジルで初めて発見された日本のキリシタン版辞書を、高精細・原寸カ…
自著解説 - 『中世天皇家の作法と律令制の残像』(八木書店)久水 俊和
およそ600年前の室町時代、京都。その「常識」を覆し、荒廃する大内裏の官庁街であっても、国家的機能を十分に果たしていたことを明らかに。各種文献…
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