- 『西山宗因の研究』(八木書店出版部)尾崎 千佳
西鶴・芭蕉に多大な影響を与えた遊行の詩人、西山宗因(にしやまそういん)とはいったいどんな人物だったのか? 『西山宗因全集』の編集委員として長…
自著解説 - 『室町幕府将軍直臣と格式』(八木書店出版部)西島 太郎
室町幕府の足利将軍家を支えた将軍直臣の編成形態とその構造を、幕府儀礼や家格のあり方から解明を試みる。足利将軍家の軍隊――奉公衆室町幕府にお…
自著解説 - 『礼物軌式』(八木書店)藤田 英昭
江戸時代、尾張徳川家が徳川将軍家への献上物の仕立て方についてまとめた「礼物軌式(れいもつきしき)」が、重要史料集成「史料纂集(しりょうさん…
自著解説 - 『古代日本の国家形成と東部ユーラシア〈交通〉』(八木書店出版部)中野 高行
東部ユーラシアで展開された〈交通〉の実相を明らかにし、日本の古代国家形成にどのように作用したのかを考える。〈交通〉から日本の古代国家形成を…
自著解説 - 『平戸記1』(八木書店)吉江 崇
承久の乱後、朝幕関係の転換期を生きた廷臣の日記。90年ぶりの翻刻と校合を行った校訂者が、その読みどころを紹介します。史料纂集本 平戸記の底本…
自著解説 - 『天草版ラテン文典 巻一全釈』(八木書店)豊島 正之
いまから400年前の戦国時代、キリスト教布教のために日本を訪れたイエズス会宣教師が刊行した、ラテン語の枠組みで日本語を論じた初の文法書を読む。…
自著解説 - 『尊経閣古文書纂 社寺文書 4』(八木書店)大石 泰史
古文書の画像から何が読みとれるのか?大河ドラマの古文書考証担当者が、形状・書式などから本文以外の情報を読みとるポイントをわかりやすく紹介。…
書評 - 『日本古代の国造と地域支配』(八木書店)鈴木 正信
大和王権が施行した地方支配制度の国造制は、国家と社会、中央と地方を結び付ける重要な役割を果たした。この国造制をとおして、古代国家の成立過程…
自著解説 - 『出雲国造北嶋家文書 (史料纂集)』(八木書店出版部)井上 寛司
中世出雲の最重要史料、出雲国造(いずもこくそう)北嶋家の中世文書を集大成して公刊!近年発見された大量の中世文書から、その読みどころを校訂者…
自著解説 - 『江戸の借金: 借りてから返すまで』(八木書店)荒木 仁朗
現代と同様に、江戸時代の人々もまた借金をした。農業経営の赤字補填、年貢の未納など、借金の理由はさまざまだが、土地が担保となることもあった。…
自著解説 - 『出雲国風土記: 校訂・注釈編』(八木書店)八木書店出版部
733年(天平5年)に完成した『出雲国風土記(いずものくにふどき)』は、ほぼ完本の形で現在に伝わる唯一の風土記として知られています。その注釈書…
自著解説 - 『参天台五臺山記1』(八木書店出版部)森 公章
天台僧成尋(じょうじん)の渡宋日記、『参天台五臺山記(さんてんだいごだいさんき)』が、重要史料集成「史料纂集(しりょうさんしゅう)」に収録…
自著解説 - 『墨書土器と文字瓦: 出土文字史料の研究』(八木書店)吉村 武彦
日本全国から出土する墨書土器。その数は20万点に及ぶといわれている。全国の発掘調査により出土した多様な墨書土器・文字瓦を読み解き、東アジア漢…
自著解説 - 『日本古代王権と貴族社会』(八木書店)上村 正裕
古代国家を運営していたのは誰か。奈良・平安時代の王権を構成した太上天皇・皇后・皇太后、さらに王権を補完した貴族層に注目し浮き彫りとなった、…
自著解説 - 『啄木 我を愛する歌: 発想と表現』(八木書店)太田 登
なぜ石川啄木の短歌は100年の時を経てなお現代人を魅了しつづけるのか。歌集『一握の砂』の主題を形成する「我を愛する歌」151首を新たに評釈し、そ…
自著解説 - 『日本漢籍受容史: 日本文化の基層』(八木書店出版部)髙田 宗平
清朝以前に中国人が漢文(漢語)で撰した書物=漢籍。日本は前近代において、多くの漢籍が舶載・将来され、漢籍の書写・校合・講読・引用・印刷など…
自著解説 - 『出雲国風土記: 地図・写本編』(八木書店)八木書店出版部
『出雲国風土記』登場地の詳細地図と、比較が容易にできるよう配置された写本写真によって、手軽にテキストを検証できる『出雲国風土記』の研究の決…
自著解説 - 『安保文書』(八木書店)新井 浩文
関東の中世史を明らかにする重要史料としてつとに知られる、武蔵国安保郷を本拠とした安保氏に関する文書翻刻の決定版が刊行された。その文書の消失…
自著解説 - 『律令制国家の理念と実像』(八木書店)吉村 武彦
律令法の施行により法治国家として体系的に整備されていった日本の古代国家。律令法による日本の新しい国づくりと、従来の諸制度や慣習との折りあい…
自著解説 - 『日本古代史書研究』(八木書店)関根 淳
日本の古代文化を知るうえで欠かせない、日本書紀に始まる六国史と古事記。現存しないが、それ以前にも歴史書が存在した。幻の史書から解きほぐした…
自著解説