- 『日本古代史書研究』(八木書店)関根 淳
日本の古代文化を知るうえで欠かせない、日本書紀に始まる六国史と古事記。現存しないが、それ以前にも歴史書が存在した。幻の史書から解きほぐした…
自著解説 - 『葛城の考古学: 先史・古代研究の最前線』(八木書店出版部)松田真一
奈良盆地の南西部にあたる葛城の地には、歴史上重要な遺跡が数多く存在する。古墳や寺院など多種多様であるが、なかでも五世紀代に強大な勢力を誇っ…
前書き - 『瑞龍公実録』(八木書店)藤田 英昭
記録の少ない江戸時代初期の重要史料のひとつ、徳川林政史研究所所蔵の「瑞龍公実録(ずいりゅうこうじつろく)」が初めて全文翻刻された。本書は、…
自著解説 - 『キリシタン語学入門』(八木書店)岸本 恵実,白井 純
400年ほどまえの信長・秀吉・家康の活躍した時代、カトリックの教義を現地の日本語で宣教するために、キリシタン文献が出版された。当時の話し言葉、…
自著解説 - 『異聞 本能寺の変: 『乙夜之書物』が記す光秀の乱』(八木書店)萩原 大輔
信長が殺されたそのとき、光秀は本能寺にいなかった!朝日新聞ほか、メディアで大きく取り上げられた新発見の史料『乙夜之書物』を徹底解読し、戦国…
自著解説 - 『須恵器研究の新視角』(八木書店出版部)渡辺 一
古代社会を支えた須恵器の受容・生産・流通・消滅を通史的・文化史的な観点から検討。新視角で論じる須恵器研究の決定版!須恵器は何故受容され消滅…
自著解説 - 『武家手鑑 付旧武家手鑑』(八木書店)菊池 浩幸 / 栁田 甫
平忠盛・清盛・宗盛、源義朝・頼朝・義経、北条氏、足利氏、信長・秀吉・家康など、名だたる武将が発給した古文書を高精細カラー版で刊行!加賀百万…
自著解説 - 『上皇と法皇の歴史: 仙洞年代記』(八木書店出版部)槇 道雄
院政時代に限らず、歴代上皇・法皇の歴史や院政形態の全体像をわかりやすく解説した年代記を発刊。著者がその読みどころを紹介。なぜ「天皇」の読み…
自著解説 - 『日本古代の記憶と典籍』(八木書店)長谷部 将司
口承の世界から文字による記録へと置き換わった古代の日本において、人々の「記憶」はいかに形成されたのだろうか。 情報を記憶し、記録する国内は…
自著解説 - 『誹諧短冊手鑑』(八木書店古書出版部)永井 一彰
本書編者が2010年に入手した短冊帖は、江戸初期の著名俳人を網羅する驚愕の新出資料であった。保存状態極美のその姿を、高精細カラー図版と詳細な解…
自著解説 - 『キリシタン世紀の日本』(八木書店出版部)高瀬 弘一郎
キリシタンが日本で布教活動を活発に行い、日本文化に強い影響を与えた戦国時代。イギリス人研究者のC・R・ボクサーが戦国時代のキリシタン史を叙述…
自著解説 - 『宇治堀家文書』(八木書店出版部)橋本 素子
静岡茶、狭山茶と並んで日本三大茶と呼ばれる宇治茶。しかしその長大な歴史とは裏腹に、宇治茶師の家の文書はほとんど現代に残っておりません。今回…
自著解説 - 『天理図書館所蔵 春雨物語: 羽倉本・天理冊子本・西荘本』(八木書店)飯倉 洋一
佐藤春夫・芥川龍之介・谷崎潤一郎・石川淳らが激賞した上田秋成晩年の傑作短編集『春雨物語』。写本でのみ伝えられた本作に、突如出現した新出自筆…
書評 - 『守光公記2』(八木書店出版部)鶴崎 裕雄
応仁・文明の乱ののち、経済的に困窮する朝廷と権力の凋落が著しい足利幕府とのせめぎあい!?公家と武家のはざまで交渉に苦労する武家伝奏広橋守光…
自著解説 - 『蔗軒日録・盲聾記』(八木書店出版部)川本 慎自
いまから約500年前に書かれた室町時代の禅僧季弘の日記『蔗軒日録』。季弘は数多くの訪問者と出会い、その時の会話が日記『蔗軒日録』に残されている…
自著解説 - 『楽只堂年録 第9』(八木書店)宮川 葉子
『楽只堂年録』完結をめぐってはじめに『楽只堂年録』は、柳沢吉保(1658~1714)の公用日記である。原本は、財団法人郡山城史跡・柳沢文庫保存会、…
自著解説 - 『連歌巻子本集 2』(八木書店出版部)尾崎 千佳
明智光秀・細川幽斎等の戦国武将と親交を結び、天下人秀吉に接近した連歌師紹巴(じょうは)。宿願成就の力が宿ると信じられた紹巴の連歌は、いわば…
自著解説 - 『日本古代の文書行政: 正倉院文書の形成と復原』(八木書店出版部)矢越 葉子
「ハンコ文化」と称されるほど印が広く一般に利用されるようになったのは江戸時代以降とされる。それでは、それ以前の社会ではどうであったのか。 …
自著解説 - 『芭蕉集 自筆本・鯉屋物』(八木書店出版部)大橋 正叔
芭蕉の高弟で後援者でもあった杉山杉風(さんぷう)の家に代々伝わった芭蕉関連資料は、杉山家の屋号から「鯉屋物」と称され、稀有な芭蕉真蹟(自筆…
自著解説 - 『花月日記1』(八木書店出版部)岡嶌 偉久子
史料纂集古記録編『花月日記』は、江戸幕府老中筆頭であった松平定信の自筆日記である。「寛政の改革」後、引退して白河藩下屋敷に隠棲して以降、17…
自著解説