
1961年高知生まれ。
書評家・SF翻訳家・SFアンソロジスト。
著書に『21世紀SF1000』、『新編・SF翻訳講座』、《文学賞メッタ斬り!》シリーズ(豊崎由美と共著)、《読むのが怖い!》シリーズ(北上次郎と共著)など。
アンソロジーに《NOVA 書き下ろし日本SFコレクション》、《不思議の扉》の各シリーズのほか、『星雲賞SF短編傑作選 てのひらの宇宙』など。
訳書にコニー・ウィリス『ブラックアウト』『オール・クリア』など多数。
2013年には『NOVA』が第34回日本SF大賞特別賞を受賞。
- 著作:
大森 望の書評/解説/選評
- 『三体』(早川書房)大森 望
本書に始まる《三体》三部作は、本国版が合計2100万部、英訳版が100万部以上の売上を記録。翻訳書として、またアジア圏の作品として初のヒューゴー賞…
解説 - 『ダンデライオン』(小学館)大森 望
大胆な宣伝文句にウソはない中田永一7年ぶりの新作長編は、ロバート・F・ヤングの名作短編「たんぽぽ娘」にオマージュを捧(ささ)げるタイムトラベ…
書評 - 『宝島』(講談社)大森 望
濃密な“沖縄の叙事詩”「さあ、起(う)きらんね。そろそろほんとうに生きるときがきた――」沖縄の戦後と真っ向勝負する真藤順丈の大作『宝島』は、こ…
書評 - 『超動く家にて 宮内悠介短編集』(東京創元社)大森 望
驚きあきれる傑作快作多数宮内悠介は、ジャンルの垣根を越えて、今もっとも注目される作家。昨年だけでも、エンタメ系の吉川英治文学新人賞と純文系…
書評 - 『ジャック・リッチーのびっくりパレード』(早川書房)大森 望
小鷹さんが亡くなったのは昨年12月8日だった(ALL REVIEWS事務局注:本書評執筆時期は2016年3月)。享年79。3月末に膵臓がんが見つかり、余命宣告を…
書評 - 『片桐大三郎とXYZの悲劇』(文藝春秋)大森 望
ミステリ史に残る大傑作に挑んだ野心作『Xの悲劇』に始まるエラリー・クイーンの《悲劇》四部作と言えば、ご存じの通りミステリ史に残る大傑作。本…
書評
大森 望の読書日記/コラム/対談・鼎談
フィリップ・プルマン『琥珀の望遠鏡』(新潮社)、マイケル・ムアコック『グローリアーナ』(東京創元社)、リチャード・マシスン『ある日どこかで』(東京創元社)ほか
大森 望読書日記高橋源一郎『官能小説家』(朝日新聞社)、古橋秀之『サムライ・レンズマン』(徳間書店)、菅浩江『五人姉妹』(早川書房)ほか
大森 望読書日記キム・スタンリー・ロビンスン『グリーン・マーズ』(東京創元社)、ニール・スティーヴンスン『ダイヤモンド・エイジ』(早川書房)、古川日出男『アラビアの夜の種族』(角川書店)ほか
大森 望読書日記町井登志夫『今池電波聖ゴミマリア』(角川春樹事務所)、神林長平『永久帰還装置』(早川書房)、宮部みゆき『ドリームバスター』(徳間書店)ほか
大森 望読書日記ジェームズ・ティプトリー他『20世紀SF〈4〉1970年代―接続された女』(河出書房新社)、中村 融,山岸 真『20世紀SF〈5〉1980年代―冬のマーケット』(河出書房新社)ほか
大森 望読書日記イアン・M・バンクス『ゲーム・プレイヤー』(角川書店)、デイヴィッド・ブリン『知性化の嵐1 変革への序章』(早川書房)ほか
大森 望読書日記