
エッセイスト、洋書レビュアー、翻訳家。助産師、日本語学校のコーディネーター、外資系企業のプロダクトマネージャーなどを経て、1995年よりアメリカ在住。
ニューズウィーク日本版に「ベストセラーからアメリカを読む」、ほかにCakes、FINDERSなどでアメリカの文化や政治経済に関するエッセイを長期にわたり連載している。また自身でブログ「洋書ファンクラブ」(https://youshofanclub.com)を主幹。年間200冊以上読破する洋書の中からこれはというものを読者に向けて発信し、多くの出版関係者が選書の参考にするほど高い評価を得ている。
2001年に小説『ノーティアーズ』(新潮社)で小説新潮長篇新人賞受賞。著書に『ベストセラーで読み解く現代アメリカ』(亜紀書房)、『トランプがはじめた21世紀の南北戦争』(晶文社)などがある。翻訳には、レベッカ・ソルニット『それを、真の名で呼ぶならば』(岩波書店)、糸井重里氏監修の『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』(日経BP社、日経ビジネス人文庫)、マリア・V スナイダー『毒見師イレーナ』(ハーパーコリンズ)、がある。
『The Last Girl: My Story of Captivity, and My Fight Against the Islamic State』(Tim Duggan Books)
渡辺 由佳里ノーベル平和賞のヤジディ教徒の女性が、ISISの「性奴隷」にされた地獄の日々ISISに侵略されたイラク北部では、男性と老いた女性はすべて殺され、若…
書評
『Fear: Trump in the White House』(Simon & Schuster)
渡辺 由佳里トランプ暴露本『Fear』が伝える本当の恐怖、もう日本も傍観者ではいられない初日に90万部以上が売れたというボブ・ウッドワード著の暴露本は、トラ…
書評
『There There』(Vintage)
渡辺 由佳里先住民迫害の過去から目をそらすアメリカは変わるのか先住民のアイデンティティーの問題が現代のアメリカ社会の日常で語られることは少ないアメリ…
書評
『Hope Never Dies: An Obama Biden Mystery』(Quirk Books)
渡辺 由佳里トランプ時代に売れるオバマとバイデンの「ブロマンス」探偵小説<トランプ政権下にオバマ時代を恋しがるアメリカ人は、まだまだストーリーの続きを…
書評
『How to Change Your Mind』(Penguin Press)
渡辺 由佳里幻覚系ドラッグによる宗教的「悟り」は本物か偽物か<マジックマッシュルームやLSDといった幻覚剤をポジティブに見直す動きがアメリカで出てきたが…
書評
『Illegal』(Hodder Children's Books)
渡辺 由佳里トランプ政権下で起きている児童書の変化<移民、黒人、女性、性的マイノリティなどへの差別が表層化したことで、社会問題への若者の意識が高まって…
コラム























