![中条 省平](/api/image/square/360/images/upload/2021/11/c15b54b9c3b5ae0669a0f13c8c76d5aa.jpg)
学習院大学文学部教授。1981年学習院大学フランス文学科卒業。フランス政府給費留学生として、パリ大学に学ぶ。1987年パリ大学文学博士号取得。1988年東京大学大学院フランス文学専攻博士課程単位取得修了。1988年学習院大学フランス文学科専任講師着任。現在学習院大学フランス語圏文化学科教授。主な著書、『反‐近代文学史』『文章読本』(以上、中公文庫)『小説の解剖学』『小説家になる!』『クリント・イーストウッド』(以上、ちくま文庫)、『フランス映画史の誘惑』(集英社新書)ほか多数。翻訳:ジュネ『花のノートルダム』、ラディゲ『肉体の悪魔』、バタイユ『マダム・エドワルダ目玉の話』(以上、光文社古典新訳文庫)など。朝日新聞で書評委員(2003~07)。現在、手塚治虫文化賞選考委員(2009~)。
- 著作:
- 『半島を出よ〈上〉』(幻冬舎)中条 省平
福岡を独立させよ、暴力・テロの近未来リアル北朝鮮特殊戦部隊の精鋭が福岡ドームを占領し、三万人の野球観戦客を人質にして、福岡を日本国から独立…
書評 - 『蜂起』(幻冬舎)中条 省平
作者はオーストラリア在住の国際的博奕(ばくち)打ちとして知られる。日本の「そと」でおのれの腕一本を頼りに生きるだけに、世間の思惑と「うち」…
書評 - 『悲願千人斬の女』(筑摩書房)中条 省平
破天荒な奇人列伝、至芸の名調子で『犯罪紳士録』の著者による破天荒な奇人列伝。一度読みはじめたらやめられないほど面白い。山田風太郎の明治もの…
書評 - 『熱い書評から親しむ感動の名著』(すばる舎)中条 省平
インターネット上の書店bk1(ビーケーワン)には、一般読者の書評が一日数十本届く。いま読める書評は十万本をこえている。すぐれた書評を書けば、評…
書評 - 『そうだったのか手塚治虫―天才が見抜いていた日本人の本質』(祥伝社)中条 省平
著者は前作『マンガ産業論』で、世界的にも稀(まれ)な日本マンガの成功の秘密を、社会経済史的にじつにすっきりと解明してみせた。本書でも、その…
書評 - 『文学的商品学』(文藝春秋)中条 省平
「モノ」の描写で現代小説がわかるエミール・ファゲは名著『読書術』のなかで、すべての本に通じる読書術はひとつしかない、と断言した。ゆっくり読…
書評