1961年高知生まれ。書評家・SF翻訳家・SFアンソロジスト。著書に『21世紀SF1000』、『新編・SF翻訳講座』、《文学賞メッタ斬り!》シリーズ(豊崎由美と共著)、《読むのが怖い!》シリーズ(北上次郎と共著)など。アンソロジーに《NOVA 書き下ろし日本SFコレクション》、《不思議の扉》の各シリーズのほか、『星雲賞S…もっと読む
大森 望の書評/解説/選評一覧
- 『ソラリス』(早川書房)大森 望
理解を超えた知性古今東西のSF作家の中で、最高の知性の持ち主は誰か? 作品から判断する限り、最有力候補は、ポーランドのスタニスワフ・レム。そ…
書評 - 『星を継ぐもの』(東京創元社)大森 望
5万年のアリバイ崩し本国ではそうでもないのに、日本でめちゃくちゃ人気の高い翻訳小説というのがたまにある。SFでは、ジェイムズ・P・ホーガン『星…
書評 - 『銀河ヒッチハイク・ガイド』(河出書房新社)大森 望
宇宙の究極の問い人はなぜ生きているのか? 宇宙はなぜ存在するのか? そういうことをしじゅう考えてる子供はSFにハマりがちですが、この究極の問い…
書評 - 『虎よ、虎よ!』(早川書房)大森 望
絢爛豪華な復讐譚並の長編6冊分のアイデアを1冊に凝縮、それでも足りずに6冊分の悪趣味と矛盾とまちがいをぶちこんで、ガラクタの山から芸術作品を…
書評 - 『マイナス・ゼロ』(集英社)大森 望
時間SFの最高峰もしあのとき、広瀬正が死ななかったら、日本SFの歴史は変わっていたかもしれない。広瀬正は、1924年、東京生まれ。大学卒業後、ジャ…
書評 - 『たんぽぽ娘』(河出書房新社)大森 望
時間SFロマンス絶版になった本をネット通販の中古で買おうとすると、たまにとんでもない値段がついてて驚くことがありますが、SFでは、コバルト文庫…
書評 - 『ゲイルズバーグの春を愛す』(早川書房)大森 望
時を超える「愛の手紙」きのう紹介したロバート・F・ヤング「たんぽぽ娘」の初出は、ノーマン・ロックウェルの表紙で有名なアメリカの高級週刊誌〈…
書評