- 著者:浅原 昌明
- 出版社:PHP研究所
- 装丁:新書(224ページ)
- 発売日:2008-08-19
- ISBN-10:4569701167
- ISBN-13:978-4569701165
ALL REVIEWS経由で書籍を購入いただきますと、
書評家に書籍購入価格の0.7~5.6%が還元されます。
ALL REVIEWS経由で書籍を購入いただきますと、書評家に書籍購入価格の0.7~5.6%が還元されます。
(ALL REVIEWS事務局注:本書評執筆時期は2008年)■01『インド細密画への招待 歴史・宗教・文化を訪ねて』浅原昌明・著/PHP新書/893円(税込)
■02『人民解放軍は何を考えているのか 軍事ドラマで分析する中国』本田善彦・著/光文社新書/798円(税込)
■03『政権交代の法則 一派閥の正体とその変遷』草野厚・著/角川oneテーマ21/740円(税込)
■04『金田一京助と日本語の近代』安田敏朗・著/平凡社新書/924円(税込)
■05『歴史のかげにグルメあり』黒岩比佐子・著/文春新書/840円(税込)
■06『沖縄イメージを旅する 柳田国男から移住ブームまで』多田治・著/中公新書ラクレ/924円(税込)
■07『ハイエク 知識社会の自由主義』池田信夫・著/PHP新書/735円(税込)
■08『すべての経済はバブルに通じる』小幡績・著/光文社新書/798円(税込)
■09『ジャーナリズム崩壊』上杉隆・著/幻冬舎新書/777円(税込)
■10『環境活動家のウソ八百』リッカルド・カショーリ アントニオ・ガスパリ・著/草皆伸子・訳/洋泉社新書/798円(税込)
今回(8月発売分)の新刊は128冊。お盆で少なめでした。
①インド細密画とは16世紀から19世紀に各地の宮廷で描かれた小さめ(A4大)の絵画のこと。インドの歴史・宗教・文化が渾然と溶けあったこの絵画は日本ではあまり知られておらず、入門書の類もほとんどないそうです。本書は、インドに出向したおりに細密画に魅入られた著者による20数年におよぶ研究の成果。新書でここまでーと溜息が出るほど手間暇のかかった集大成です。紙幅の約半分がフルカラーの図版、印刷の発色も非常にきれいで、ハンディな画集としてパラパラ眺めるだけでも楽しい。