なぜ資本主義は暴走するのか―「株主価値」の恐るべき罠
- 著者:ロジャー ローウェンスタイン
- 翻訳:鬼澤 忍,鬼沢 忍
- 出版社:日本経済新聞社
- 装丁:単行本(341ページ)
- ISBN-10:4532351634
- ISBN-13:978-4532351632
- 内容紹介:
- 乗っ取り屋の登場は、企業の経営をどのように変え、何を狂わせたのか?株価が低迷していた1980年代初頭、ウォール街に新たな職業が登場した。「企業乗っ取り屋」である。LBO(レバレッジド・バイ… もっと読む乗っ取り屋の登場は、企業の経営をどのように変え、何を狂わせたのか?株価が低迷していた1980年代初頭、ウォール街に新たな職業が登場した。「企業乗っ取り屋」である。LBO(レバレッジド・バイアウト)を駆使して株を買い占め、会社の支配権を奪う強引な手法に、経営者たちは震え上がった。乗っ取りを防ぎ、自らの地位を守るためには、株価を上げるしかない-そのために数々のカラクリが編み出された結果、株式市場は空前の活況を呈した。だが、企業の成長よりも株価を優先し、目先の利益ばかりを追い求める経営の果てには、株式市場全体を巻き込んだ破綻劇が待っていた!本格的な企業買収時代を迎えた日本の経営者・投資家・政治家・市場関係者が今こそ知っておくべき歴史的プロセスを、第一級の金融ジャーナリストが深い洞察力で克明に描く。
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