![磯田 道史](/api/image/square/360/images/upload/2020/04/824679a01061dd8910875ff9fc5132af.jpg)
1970(昭和45)年岡山市生れ。国際日本文化研究センター准教授。2002年、慶應義塾大学文学研究科博士課程修了。博士(史学)。日本学術振興会特別研究員、慶應義塾大学非常勤講師などを経て現職。著書に『武士の家計簿』(新潮ドキュメント賞)、『殿様の通信簿』『近世大名家臣団の社会構造』など。
- 著作:
磯田 道史の書評/解説/選評
- 『西行:歌と旅と人生』(新潮社)磯田 道史
桜の季節日本的な自由人の生き方日本人は西行が好きで本も多いが、本書は西行の書物として近年稀にみる良書である。著者の寺澤行忠氏は西行の歌集『…
書評 - 『貝輪の考古学―日本列島先史時代におけるオオツタノハ製貝輪の研究』(新泉社)磯田 道史
日本列島人の忘れられた装身具史「今の人は結婚式でダイヤの指輪を交換するけれど、縄文人や弥生人はどうしていたの?」。私は日本文教出版の教科書…
書評 - 『古墳・モニュメントと歴史考古学』(雄山閣)磯田 道史
卑弥呼など、実証の上に立つ推理考古学者は慎重居士だがこの論文集は違う。「真の考古学は実証の上に立つ推理の学であるべき」と、大胆に「推理」に…
書評 - 『論争 関ヶ原合戦』(新潮社)磯田 道史
第一人者がこの30年の新説を再検討この30年近く、笠谷和比古氏は関ケ原合戦研究の台風の目であり続けた。笠谷氏の「関ケ原合戦」論を短くまとめると…
書評 - 『平氏―公家の盛衰、武家の興亡』(中央公論新社)磯田 道史
近代までたどり先入観を一掃平氏(へいし)は有名だ。でも誤解されている。「驕る平家は久しからず」と言われるが、そもそも平氏は滅びたのか。本書…
書評 - 『ひげの殿下日記: The Diary of the Bearded Prince』(小学館)磯田 道史
率直かつ赤裸々な戦後皇族の内情皇族の著作は世に少なくない。平安時代の宇多天皇などは猫の飼育記まで残している。天皇が記せば宸記(しんき)、親…
書評
磯田 道史の読書日記/コラム/対談・鼎談