青土社SEIDOSHA
公式サイト: http://www.seidosha.co.jp/
地理学者の北川眞也さんは、イタリアの「移民の島」ランペドゥーザ島をはじめ、地球の津々浦々で、境界を超えて移動する人びとに注目し、その足跡を…
日本において、「ウルトラマラソン」という競技を知っている人はどのくらいいるのだろう。「マラソン」というと42.195㎞を走る競技を指す。いわゆる…
カフカや山田太一の作品の紹介で知られる文学紹介者の頭木弘樹さん。初のエッセイ集となる『口の立つやつが勝つってことでいいのか』が、2月14日(水…
政党と選挙を基盤とした議会制民主主義という現実の「政治」と、大学や学会のなかで高度な専門知を再生産する学問としての「政治学」。その「あいだ…
「アイドル」を取り巻く状況がめまぐるしく変化する現在において、わたしたちはいかに「アイドル」について考えていけば良いのでしょうか。かれらに…
日本を代表する社会学者のひとり、大澤真幸さん。「答え」をもっている人ではなく、〈問い〉を誘発する人を〈先生〉ととらえ、その〈先生〉について…
「燃え尽き症候群(バーンアウト)」はストレスや仕事への不満を語るときの言葉として流通しているが、その意味は正確に定義されておらず、激務の疲労…
オタクがガチオタクと出会った。心の臨床を広く俯瞰して語り合える人と出会った——。最前線を走る二人の臨床家が、精神医療と臨床心理の過去・現在・…
遊廓に生きた女性たちの〈声〉を描きだす歴史家であり、また戦時下の厦門を舞台に小説を展開した著者の最新作。本書の刊行を記念して「はじめに 〈声…
このたび、明治大学名誉教授でフランス文学者の鹿島茂さんの最新書評集『書評家人生』が刊行されることになりました。2007年以来、この約15年のあい…
翻訳家であり幻想文学研究家である風間賢二さんが縦横無尽に描き出す圧巻のホラー・ガイド『ホラー小説大全』。文法、ジャンル、起源、系譜、作家………
ポストフェミニズムをめぐる状況にたいして積極的に発信をつづけている著者による、待望の新刊『この自由な世界と私たちの帰る場所』。本書では、著…
日本でもっとも有名なラジオ放送のひとつ「玉音」放送――。八月一五日が近づくと、終戦という歴史的なできごととむすびつくかたちで、私たちはさまざ…
はじめに私たち人類は、蚊と交戦中である。一一〇兆匹の蚊から成る、群がっては消費し尽くす敵軍は地球上をくまなく巡回し、出没しない地域は南極大…
ことばや身体動作、また視聴覚文化の研究を専門とする行動学者の細馬宏通(ほそま・ひろみち)さん。『のらくろ』『新宝島』から『3月のライオン』『…
フィリピン・マニラのエスノグラフィーを描き出しながら、ユニークな時間論やケア論を展開する石岡丈昇(いしおか・とものり)さん。『現代思想』の…
芸術世界におけるジェンダー平等の議論に一石を投じ、フランスで大きな評判を呼んだ『女性ジャズミュージシャンの社会学(原題:Femmes du jazz)』…
トラウマ研究の第一人者である宮地尚子さん、医療・福祉の現象学の第一人者である村上靖彦さん。目の前のひとの声に耳を澄ませ、声にならない動きに…
オウム真理教を内側から描き出した『A』『A2』から、日本のマスコミと政治の宿痾を浮き彫りにした『i-新聞記者ドキュメント-』にいたるまで、観る…
地産地消ホテル、余ったパンからアイスクリームを作る職人、食品廃棄物を燃料に走る市営バス、おしゃれな賞味期限切れスーパー…。北欧の企業のユニー…